秋が深まる京都でしたが、平日とあって観光客が多いとは言いにくく、マスクをして行き交う人々はコロナ禍にも慣れた様子で生活を送っている感じがしました。
マスクさえなければいつもの京都と言えるのかもしれません。
仕入れ先は例年と変わりなく月商を開いていましたが、同業者が京都入りしている先は少なく、仕入れ先の担当者はこの現実を不安視しながらも、少しずつ回復の兆しが見えてきたことに目を向けようとしていたのではないでしょうか?
誰も口にしませんがコロナ不況の波が打ち寄せている感じがします。
コロナ禍の中で何を変えるべきかが分からないままにいて、消極的になっている先が多いことにコロナ不況よりも問題が大きいことに気づかされています。
こんな時だからこそ、、”こうありたいという姿”をしっかり持って、夢を届けられる仕事をしていることに誇りを持たなければなりません。
とても難しいことですが、毎日、自問自答しながら進む道を選択できればと思っています。
この映像は夕方の京都駅の様子で、コロナ前の人混みが無くなってしまったことに拍子抜けしています。
私が知る陰りここ数カ月京都駅はこのような感じで、どうなってしまったのかと思わずにはいられません。
とにかく新型コロナ感染はいろんなところに影を落としていまして、アクセルとブレーキをどう使い分けるかが問われているのでしょう。
企業、会社、商店、そして一人の人間として、考え方や生き方の軸をしっかり持っていないと見えない敵に勝てない気がします。
さて、話題を少し変えて、12月に京都の仕入れ先で開かれる展示会のご案内をさせていただきたいと思います。
毎年、桜が咲く「春」、京都の祇園祭がある「夏」、そして南座で顔見世興行が開かれる「冬」の年3回、京都の仕入れ先にて、一般のお客様を対象にした着物の展示会が開かれています。
ところが今年はコロナ感染の広がりから春と夏の展示会が見送りになり、今年最後の冬の会だけが開催の運びとなったことを担当者から聞かされました。
それは染物を専門に物作りをしていらっしゃる野口さんの会社を尋ねたときのことで、12月に花洛庵(からくあん)で消費者会を開催させていただきます。
時は12月10日(木)から13日(日)までの4日間。
関西方面の方で野口さんの着物や帯に興味をお持ちでしたら、この機会を利用してみてはどうかと思うところがありまして、ここにご案内をさせていただくものです。
もう少し先の話ですが、連絡をいただければ詳しい話をさせていただきたいと考えていますし、ご案内状も送らせていただきたいと思っています。
どうか参考にされてみてください。
内容に乏しい記事になってしまいましたが、これで閉じたいと思います。
では、おやすみなさい。