23日からの「涙市」に出品する絞り小紋に湯本エリ子氏が描いた染帯で単衣の装い

夏らしい日差しが戻ってまいりました。

世の中はGoToキャンペーン開始に物議を醸し出していて騒がしくなっているようですが、店で仕事をしていると、私の仕事の目線でコロナ禍(か)の社会を視てしまいます。

ゆかた関係の商品が動かなくて、夏の行事が全て中止になったことへの打撃が大きいです。

 

観光業も大変ですが、どの業種もコロナと戦っていると言えるのかもしれませんね。

 

 

 

「涙市」開催前のウインドー
「涙市」開催前のウインドー

 

私の店は決算を前にして、在庫を少なくし同時に売り上げを立てることが求められていまして、今週の23日から28日の間、店内の商品が全て割引になる「涙市」を開催させていただきます。

 

その商品構成は、仕入れ先の協賛品もありまして、着物や帯の品揃えにボリュームが出ますが、残り物がお安くなるのはひと昔前のことで、長年店に居座っている商品から売れ筋商品や新しい商品も全て割引になるというのが当店の「涙市」です。

 

和装品でいうのなら、素敵な商品が年に一度だけお安くなっているので、将来的に着物を準備したいとお考えの方は、とってもお得か買い物ができる期間かと思っています。

 

特に今年はコロナ騒動で売り上げが激減していまして、数か月間涙を流していたと言えるでしょう。

 

なので今回はいろんな想いが溜まって流した「涙」と言えます。

 

 

さて今日も涙市価格が付いた商品の中から9月中旬から10月下旬ごろ期間に着ていただける秋単衣の装いをコーディネートしてみたのでご覧ください。

 

 

 

単衣物としての着こなし
単衣物としての着こなし

このブログでも何度か紹介しているかもしれませんが、絞りの生地に染めたブルーグレーの小紋柄を、友禅作家湯本エリ子さんのちりめん染帯でコーディネートしてみました。

 

暑さが残る単衣時期は、できるだけ着物の地色が薄いと清涼感を感じていただけますし、絞りの生地を使っているので軽くてシワになりにく、初秋を合わせた帯の地色で演出したものです。

 

好みもあるかもしれませんが、おしゃれな装いだとは思いませんか?

 

 

 

 

絞り小紋を作家物の染帯でコーディネート
絞り小紋を作家物の染帯でコーディネート

 

腹の部分の色の組合せも素敵でしょう・・・

帯揚げのレモン色が効いていて素敵でしょう。

 

あかぬけした女性の姿を想像していますが、このようなコーディネートで街を歩いていたら、すれ違った後に立ち止まって後姿を見てしまうのではないでしょうか?

 

そして「おしゃれな着こなしだわ~」と、独り言を呟いているのではないでしょうか?

 

言い過ぎだったかもしれませんは、女性を綺麗にしてくれるコーディネートかと思っています。

 

 

 

絞り小紋の着物地
絞り小紋の着物地

 

こちらの絞りの小紋は単衣物としても着ていただけますし、裏地を付けて袷物にもなる着物です。

 

他にもこの小紋柄で長羽織にしてもステキだと思いませんか?

裏地がない単衣羽織でもよろしいですし、袷の長羽織にしれも綺麗かと思っております。

 

以上が私からの装いの解説ですが、これらの商品が割引になるのだから魅力的だと思いませんか?

おしゃれな商品がいっぱいあるので、是非、当店に足を運んでいただける日を考えてみて下さい。

 

これが年に一度だけの当店の「涙市」なんですね~

 

 

 

 

コーディネートに合わせた帯〆帯揚げ
コーディネートに合わせた帯〆帯揚げ

 

コーディネートに合わせた帯〆帯揚はオール2割引きになりますし、着物や帯の良質品は2割から3割くらいお安くなるとお考え下さい。

 

開催日までもう少し日数がありますが、GoToキャンペーンのと同じ日のスタートだとは皮肉です。

話題をGoToに吸い取られてしまいそうですが、悔いが残らないように気持ちを高く持って頑張りたいと思っているところです。

 

それではこれにて・・・
お休みなさい。

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