貝桶柄の訪問着

毎日続く猛暑で、秋モードに頭の切り替えが出来ないでいます。
今月も残すところあとわずか。
9月の店作りのことを考えておかないといけません
秋物の商品が入荷し、店頭に並べるのは基本の店作りで当たり前の仕事。
大切なのは、お客様が遊びに来たくなる新鮮なプロデュースと伝達方法です。
新鮮な食材が揃い、それをいかに美味しく料理してお客様にお出しできるか、
9月の新メニューのようなものです。
「手を変え品を変え」と人はよく言いますが、今の私には9月にピントが合っていないようです。
どうしょう~
もう少し涼しくなって欲しいな~

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この品は貝桶 (かいおけ) 柄の訪問着。
貝桶とは・・・・・・
平安時代から蛤 (はまぐり) は対の貝にしか合わないため、蛤の貝を合わせる遊びがありました。
貝合わせに用いる貝には内側が美しく装飾してあり、合わせた貝を納める容器を貝桶と言ったんですよ。
中世には嫁入り道具の一つで六角形が多く、華麗な蒔絵 (まきえ) 施したものもありました。
現在では雛道具の中に貝桶がありますよね。
その貝桶が着物の柄として紐や花をあしらい、礼装用のきものや帯などに用いられているんですよ。
いつもこのブログでマニアックな商品ばかり紹介しているもので、今日は定番の古典柄を紹介してみました。
きものに馴染みのある方はホットされるのでは・・・・・
しかし着物を知らない人には、とてもマニアックな記事になってしまいましたね~
明日のブログランキングが心配です。

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