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私の店らしい素朴な販促物が出来上がりました。
「あ・うん」3月号№119と「こだわりの振袖展」に「風呂敷の提案」です。
2月から3月にかけての店からのメッセージをイラストと言葉で構成したものですが、まとめるのに苦労しました。
その苦しみが、「何が出来るか考えてみました」というタイトルになりっています。
チラシという形で地域に配布しますが、はたして店側の想いを伝えることができるでしょうか・・・
写真も金額も書き込まれていない販促物、これが「店流」の取り組。
販促費を押さえたいという背景もありますが、『きもの』=『ふくしま』という構図が地域に根付くことを最大の目的と考えて作ったものです。
こんな強がりを言っていますが、本根はとても心配しています。
今朝、染め物を本業としている仕入れ先に担当者が、19日から始める「こだわりの振袖展」に合わせて振袖を届けて下さいました。
京都で一番古い染屋さんで数百年の歴史を持つ職先です。
私が作ったチラシだけでは、振袖の特徴を知ることができないのではないかと考え、ここにアップしてみました。
こだわりの振袖展は19日金曜日から22日月曜日の4日間です。
他店にはない振袖を揃えるので、是非覗いてみてください。
ここからはいつものブログです。
一度アップしたことのある帯ですが、この帯で近づく春をコーディネート。
大柄の桜を西陣で織った黒地の名古屋帯、意外と探してもないものです。
その帯を刺しゅうで柄を浮き上がらせたベージュの小紋に合わせてみました。
実にお洒落です。
この装いで語っているのは大輪の桜です。
つまり春なんですね~
この水玉のようになって見えるのが刺しゅうなんですよ・・・
着物が脇役になっていますが、帯との相性が抜群で、大人の味を感じます。
花見や春の御食事会などにお薦めしたいコーディネートです。
私が外回りをしている間に、店の留守番をしていた娘からの電話・・・
ブログを見て、気になっている帯を見に来た方がいらっしゃったみたいで、自分の説明に間違いが無いかを確認するための電話でした。
その瞬間、店にいればよかった・・・と、思いましたが、娘に任すしかありません。
用事を終えて店に戻ると、陳列してあった帯が下ろされていました。
ご自身の着物に合わせてみる話になったみたいで、早ければ明日の午後に着物を持って再び来店してくださるそうです。
誰も教えていないのに、いつのまに着物が解るようになったのだろう・・・
誇らしげに感じた娘の伝達事項でした。

はじめまして。きものふくしま店主福島正弘です。
石川県、金沢市のお隣の白山連峰が見えるところで着物と和雑貨を販売しております。
着物和装に携わって約40年。県内外問わず、全国の着物ファンの方々から様々な相談を受けております。
店主の紹介をさせていただきます。
昭和30年、福井県に生まれる。 昭和48年に京都の染屋で修業を積み、その後昭和51年に石川県の呉服店へ勤務。着物の世界に触れながら「いつか自分のお店を持ちたい」という夢を抱き続け、昭和61年に 「きものふくしま」 を創業しました。
創業当初は無店舗での経営からスタートし、10年目に念願の店舗をオープン。以来、着物ファンを増やすことを使命に、お客様とのつながりを大切にしてきました。
- 情報発信への取り組み 25年前から四季を楽しむ情報紙『あ・うん』を毎月発行。 20年前からは毎日ブログを更新し続け、新しいお客様との出会いを広げています。
- 技術と経験 約40年にわたり呉服業界で培った確かなコーディネート力には自信があります。お客様一人ひとりの個性を引き出し、着物をより身近に楽しんでいただけるよう努めています。
「きものふくしま」は、着物を通じて人と人を結び、四季の彩りを楽しむ暮らしを提案し続けています。
- 法人番号: 8220002000118
- 法人名: 有限会社きものふくしま







