今月2度目の京都入り。
京都にてインターナショナル「ギフト・ショー」が開かれる日で、そこには物作りの会社が140社くらい集まっていたのかな~
今回のコロナ禍で和雑貨を供給してくださっている仕入先が何処も元気を失っていて、新しい商品を発表したとしてもマンネリ化。
その状態で店に新しい風を送り込もうとしても、マンネリ化という見えない壁にぶち当っていて、和雑貨部門で新しい仕入先を探さたいと思っていたんですね~
そんなときに京都ギフトショーが開かれることを知って、何も変えられないかもしれないが、取りあえず会場となる「京都みやこめっせ」へ行って新しい商品を見つけ出したい。
そんな想い持って京都に向かった私でした。
妻が元気だった頃のことですが、東京ビックサイトで開かれたギフト・ショーへ行ったことがあります。
田舎者でも有り、スケールの大きさに驚くばかりで何も手にできずにヘトヘトになって戻って来た苦い経験があります。
向かう電車の中で、東京でのことを思い出し不安が過ぎりましたが、コロナ禍の中でこの機会を逃すことがあってはなりません。
京都駅に着く頃には空も晴れて絶好のコンディション。
みやこめっせまでタクシーを走らせて会場の中に入ると、細かく分けられたメーカーさんのブース展示がされていまして、その回りには商品のプレゼンをする人材が数名いらっしゃいます。
そのブースを覗くと商品説明を受ける訳ですが、深い話しを聞かせていただく場合は名刺交換をしたりしてパンフレットなどの資料をいただいたりするのですが、不覚にも名刺の持ち合わせは少なくて、気になる商品のパンぷを全て持ち帰ることが出来ませんでした。
見て歩いて時代背景を感じたのは、マスクを取り上げている企業の出品が多くあったことで、他には、バッグやポーチ、お財布などの袋物がさまざまな会社から出されていた気がします。
その中で気に止まったのはお箸です。
実は7・8年くらい前までこだわりの箸を取り上げていたのですが、仕入先からの供給ができなくなって、取り扱いを断念。
なので興味がありました。
福井県若狭の有名なメーカーさんのお箸で、前向きに検討したいと思っているところです。
次の目に付いたのが漆塗りの和柄水筒です。
面白いと思うところがありましたが、販売価格を考えるとどうなのかな~
考えさせられるところがありました。
中でも私の心を惹いたのは、鉄を加工して作った燭台と花入れです。
クオリオティーが高く、和のインテリア製品として心を満たしてくれる商品ではないかと思えました。
どうしても大衆品でないものに目が行ってしまいますが、癒やしの商品が好きなんですね~
こちらの燭台も素敵だと思いませんか。
お花の模様を形取っていますが、ろうそくの灯りから床にドット柄の影が映るそうです。
間違いなく少数派の人が好むもので、誰にでも使っていただけるものではありません。
数が売れるとは思いにくい商品なのに、とても興味を持ってしまいました。
これは風鈴と花入れ。
どれも鉄を加工して作られていて、鉄の堅さが微塵も見えてこなくて空間のに交わる優しさが心の届く商品でした。
他にもパンフレットをいただいてきたので、何を取り上げればいいかを娘達よ相談したいと思っています。
そうそう、このギフトショーに店の仕入先が5社くらい出ていたかな~
どの仕入先も気合いが入っていましたが、みんなコロナ禍の中で必死になって頑張っています。
この会場にはそんなエネルギーが渦巻いていて、刺激をいただくことができました。
みやこめっせに行く前は、無駄なことをしているような気がしていましたが、足を運んでみて良かったと思っています。
走り出してから考えるという自分らしさを、ほんの少しだけ褒めてやりたいと思っています。
ではこれにて・・・
お休みなさい。