竺仙さんで染めてもらった牛首紬の染帯が届く・店のオリジナル品として4月23日に発表します

牛首紬の小紋を牛首紬の染帯でコーディネート-

このコロナ禍の中で他店との差別化が図れないかと、積極的に新商品の開発に動くことを今年のテーマに掲げました。

その一つとして、風呂敷から作るオーダーメード足袋と手作りマスクをセットにして当店のオリジナル品として販売できないかと思いついた訳ですが、他にも幾つかオリジナル品を作っていまして、とても不思議なことに、依頼していた幾つかの職先から同時に荷物が届きましてね~

 

お願いしていたのは「のれん」数点と「手描きタペストリー」、そして竺仙さんに染めていただいた牛首紬の帯が数点。

 

どれも私を満足させてくれるオリジナル商品だったもので少しだけハッピーっ感じかな~

 

その中から今日は牛首紬の帯を紹介したいと思います。

 

 

 

牛首紬の小紋を牛首紬の染帯でコーディネート-
牛首紬の小紋を牛首紬の染帯でコーディネート-

 

まずはこちらの画像から・・・

着物も帯も牛首紬でコーディネートさせていただいたもので、どちらも牛首紬の白生地から染めた後染めの技法になります。

 

これからの季節にピッタリの組み合わせではないでしょうか?

 

店がオリジナル品として作ったのは帯の方で、染を依頼したのは江戸小紋やこだわりの浴衣でお馴染みの東京竺仙さんに作ってもらったものです。

なかなかの出来映えでしょう。

 

さかのぼること、昨年の12月20日頃にコロナ感染拡大が社会問題になっている最中に竺仙さんの担当者に私の店まで来てもらって、牛首紬の白生地からオリジナル商品を作るという打ち合わせをさせていただくことに・・・

 

そして年が明けた1月の中頃だったと思いますが、店のふところ加減もあって帯を作らせていただくこととし、東京とリモートで柄や色の選択をして、江戸小紋を染めていらっしゃる根橋さんに染めていただくことを決めさせていただいたのです。

 

私は買い求めた牛首紬の白生地を竺仙さんへ送って、後は染め上がりを待つだけ。

昨日担当者から、私の希望通りに染め上がったので店に送るとの連絡があって、本日店の届いたということです。

 

 

 

牛首紬をオリジナル染帯でコーディネート
牛首紬をオリジナル染帯でコーディネート

 

お太鼓のタレを見ていただくと牛首紬の節がハッキリ見て取れて、紬の味をしっかり表現しています。

こちらの染帯だったら小紋や色無地に合わせても可笑しくない柄と色ではないでしょうか?

 

実は他にも竺仙さんで染めていただいた帯が届いていて、お客様へのお披露目の場を4月23日から開催させていただく「牛首紬展」でしたいと考えています。

なので、馴染みのお客様にもオリジナルの帯を紹介させていただくのは4月23日以降とさせてください。

 

娘からも釘を刺されていて、取りあえず牛首紬でオリジナルの染帯を作ったことを報告させていただきます。

 

ところで、明日再び京都へ向かいます。

京都で百数十社が集まっての「ギフト・ショー」が開かれるからで、新しい仕入先を探したいと思っています。

このギフトショーは、陶器、ガラス、木工、布、紙など、ありとあわゆる物作りをしている業者が集まって、販路拡大を目的としたもので、見に来る人は、量販店のバイヤーであったり、問屋さんだったり、小売店の人など、ビジネスをされている方だと思います。

期待を寄せていますが、和雑貨の扱う業種が少ないみたいで、どうなることでしょう。

 

では、今日はこれにて・・・
お休みなさい。