暑い日が続いていることもあって、今日は浴衣がよく動きましたね~
この時期、お客様が選ぶ浴衣は反物から仕立てるタイプで、初夏の着物として着られる柄を探しているお客様が多い事を感じています。
私に店では例年5月は反物のゆかた、6月はプレタのゆかたと言って具合にお客様の層が違うんですよね~・・・・・
そこで、浴衣の仕立て上がったプレタタイプと反物から仕立てるタイプとの違いを少し書いてみることにします。
プレタタイプはすでに着物として仕上がっていて、即日着れて初心者には解かりやすく合理的です。
デパートや量販店でもこのプレタタイプの取り扱いが増えていますが、着物の寸法が160センチ~165センチ位の身長に合わせた仕立て方をしています。
従って身長が150センチ前後の小柄な人や170センチ近くある大柄な人には適さないんですよ・・・・
又、160センチの身長であっても肥えている方は身幅(みはば)が足りないこともあるのでご注意下さい。
反物から仕立てるタイプは仕上がりが解かりづらく、選んでから仕立てる訳ですから時間もかかり わずらわしい所もありますが、着る人の寸法に合った着物になります。
当然のことですが、着やすいですよね~
私の個人的な意見ですが、浴衣であっても採寸をしてから仕立てる方が親切でいいように思うのですがね・・・・・・
しかし、その反物のゆかたが以前と比較して少なくなってきています。
既製品に慣れてしまったお客様のニーズが着物業界にも浸透しているみたいです。
この流れ、皆さんはどうお考えですかね~

はじめまして。きものふくしま店主福島正弘です。
石川県、金沢市のお隣の白山連峰が見えるところで着物と和雑貨を販売しております。
着物和装に携わって約40年。県内外問わず、全国の着物ファンの方々から様々な相談を受けております。
店主の紹介をさせていただきます。
昭和30年、福井県に生まれる。 昭和48年に京都の染屋で修業を積み、その後昭和51年に石川県の呉服店へ勤務。着物の世界に触れながら「いつか自分のお店を持ちたい」という夢を抱き続け、昭和61年に 「きものふくしま」 を創業しました。
創業当初は無店舗での経営からスタートし、10年目に念願の店舗をオープン。以来、着物ファンを増やすことを使命に、お客様とのつながりを大切にしてきました。
- 情報発信への取り組み 25年前から四季を楽しむ情報紙『あ・うん』を毎月発行。 20年前からは毎日ブログを更新し続け、新しいお客様との出会いを広げています。
- 技術と経験 約40年にわたり呉服業界で培った確かなコーディネート力には自信があります。お客様一人ひとりの個性を引き出し、着物をより身近に楽しんでいただけるよう努めています。
「きものふくしま」は、着物を通じて人と人を結び、四季の彩りを楽しむ暮らしを提案し続けています。
- 法人番号: 8220002000118
- 法人名: 有限会社きものふくしま







コメント
おひさしぶりです。
以前に購入させていただいた「ゆかた」。母親も妹も姪っこも柄を気に入り、そして母の友だちが縫ってくださることになりました。しかーし!、出来上がった浴衣はどうも姪っこのものになりそうな感じ・・です。(そうなると思ってた私)
ちなみにあの可愛い柄のキャミ&ショーツもお気に入りのようです。
5月23日の日経新聞に「女30代普段も浴衣」という記事がありました。20代の購買が多かった昨年に比べ、30代・普段の外出時にも・既製品よりオーダーメード・ワンピースを買うような感覚で2着目、3着目を購入、などが多いそうですよ。
おきらくか~さんへ・・・・・
コメントを頂、とても嬉しく思っています。
私も日経新聞の記事を読みました。
私の店でもそのような傾向がここ数年続いていて、大人の浴衣が注目されていることを感じています。
ところで、当店で買って頂いた商品が満足して頂けたみたいで嬉しく感じています。
ありがとうございました。
まだ公にはしていませんが、7月に浴衣パーティを企画しています。
姪っ子さんと遊びにいらしてみてはいかかでしょう
詳しい内容については店頭でお知らせをしていましので、立ち寄ってみて下さい。
それとは別に、またお会いで来ることを楽しみにしたいます。