コロナ感染者数が過去最多という報道に、いったいどうなってしまったのかと思わずにはいられません。
国民はデルタ株の感染力の強さを報道番組や新聞などで学んでいるはずなのに、どうして感染者が増え続けるのでしょうか。
感染者数が増え続けるということは、いずれ私たちの身にも迫ってくるということになるのでしょう。
いつになったら感染の心配をしないで生活ができるようになるのだろう。
それにしても、救える命が救えないという医療体制をどうにかして変えることはできないのでしょうか?
悲しすぎる現実に心を痛めています。
今回の雨で随分涼しくなりました。
これで夏が終わったというわけではないでしょうが、秋商戦と向かうには焦点が合わせやすくなっております。
現在店内では七五三のきもの特集を開催させていただいていますが、七五三の和装小物を見に来られる方がいても、着物を見に来る方は少なくて、考えさせられるところがあります。
そこで今日は七五三の着物にこだわるのではなくて、単に可愛いと思える女の子の着物を紹介してみます。

ジュニア着物に被布コート
それが紫地の小紋に紅白の絞り染めの被布コートで組み合わせたものです。
メチャクチャ可愛いと思いませんか?
着物は大人物が作れるだけの長さがあって、三つ身(3・4歳)くらいのお子さんだったら、一反の着物生地から着物と被布コートがおそろいで作れます。
そのことを承知しておきながら、あえて紅白の被布コートを合わせたのはトータルコーディネートがとっても可愛いからです。
なので、3歳の七五三をこちらの装いで迎えられたら、可愛い記念写真を残すことができるのではないでしょうか?
仮にこちらの紫の小紋を7歳で着せようと考えたときは、袂(たもと)を長く取って7・8歳用の小紋振袖みたいな仕立て方をしたら可愛いのではないでしょうか?
それも着物丈をできるだけ長く取って、十三詣りにも対応できたら合理的だと思いません。
合わせる帯を子ども用袋帯でコーディネートしたら子供振袖になって、周りに人の目を引くことでしょう。
七五三詣りはお子さんの健やかな成長を願って神社に詣でる節目の行事です。
この要の部分を大切にしながらも、ご家族の方の思いは、可愛い着物を着て記念写真を残したいというのが隠れた願いとなっているのではないでしょうか?
そんな願いをお持ちのお母様に、こちらの紫の小紋は、ご家族の願いを満たす着物かと思っています。

ジュニアの着物
その紫地の小紋と同じシリーズの水色の小紋と一緒に並んだ画像をここにアップさせていただきました。
小紋柄は違いますが、水色も可愛いでしょう。
合わせる長襦袢や半衿など、どのように組み立てていくかは見立てをされるおかみさんか店主のセンスにかかってきますが、可愛いおしゃれな装いが整ったとしたら、スマホで写真を撮りまくることになるのではないかな~
子どもの着物はあまり見ることがないために、若いお母さんには装いに対する好し悪しの判断ができないと思います。
その時は、当店をご指名ください。
きもの専門店としての引き出しを持って対応させていただけたらと思っています。
それでは今日はこれにて・・・
お休みなさい。

はじめまして。きものふくしま店主福島正弘です。
石川県、金沢市のお隣の白山連峰が見えるところで着物と和雑貨を販売しております。
着物和装に携わって約40年。県内外問わず、全国の着物ファンの方々から様々な相談を受けております。
店主の紹介をさせていただきます。
昭和30年、福井県に生まれる。 昭和48年に京都の染屋で修業を積み、その後昭和51年に石川県の呉服店へ勤務。着物の世界に触れながら「いつか自分のお店を持ちたい」という夢を抱き続け、昭和61年に 「きものふくしま」 を創業しました。
創業当初は無店舗での経営からスタートし、10年目に念願の店舗をオープン。以来、着物ファンを増やすことを使命に、お客様とのつながりを大切にしてきました。
- 情報発信への取り組み 25年前から四季を楽しむ情報紙『あ・うん』を毎月発行。 20年前からは毎日ブログを更新し続け、新しいお客様との出会いを広げています。
- 技術と経験 約40年にわたり呉服業界で培った確かなコーディネート力には自信があります。お客様一人ひとりの個性を引き出し、着物をより身近に楽しんでいただけるよう努めています。
「きものふくしま」は、着物を通じて人と人を結び、四季の彩りを楽しむ暮らしを提案し続けています。
- 法人番号: 8220002000118
- 法人名: 有限会社きものふくしま







