涙市は今日で5日目。毎日忙しい訳ではありませんが、店内で籠の鳥状態でいると、疲れが肉体にも現われ始めていて体が重たいんだな~
明日が最終日となるので、暑さや疲れにも負けないで、緊張を持ち続けることが出来ればと思っていますが、心を燃やす続けるパワーは半端なく必要とされていて、神業に近いことなにかも。
時間が止まった世界で何も考えすにボートっと過ごせたら最高なんだけど、そんな想いが持てることって裏を返せば幸せなことなのかもしれません。
気苦労が絶えませんが、私が選んで歩いている道なので自分でコントロールしないといけませんよね~
今日は店を閉めてから、食品スーパーで買い物。
それが今の私の気晴らしとなっているから笑えます。
さて、今日のきものコーディネートは秋冬物の装いになります。
時期が時期だけに、涙市の情報として控えていましたが、きものコーナーの6割近くが秋冬物でもあってここに紹介してみます。

秋冬物の紅花紬を紬八寸帯でコーディネート
選んだのは黒地に近い紅花染めの新田間道で、餅肌の風合いと紬らしい織糸の節が沢山あって、紅花で染めた黄色の縞が素朴味わいを深めているきものかと思っています。
そのきものに紫地の紬八寸名古屋帯で組み合わせてみました。
最初こちらの紅花紬にベージュの紬帯を乗せてみたのですが、誰もが組み合わせる着こなしになってしまっていたもので、こちらの紫の風車に小花柄でコーディネート。
すると面白い表情が現われたのでここに紹介しました。
故郷の親しみやすいきものに、新しい風を取り入れたセンスが感じられてステキだと思いません。
里山にある温泉宿でお蕎麦を食べているような感覚をこの装いから感じています。
意味不明なことを話しているみたいですが、この装いを都会でお召いただけたら、タイムスリップした感があって、人肌の温もりある着こなしとなるのではないでしょうか?
こちらの2点は明日までの涙市価格となっていまして、紅花紬は330,000円の品が154,000円となっていました、紫の紬八寸帯は198,000円の品が165,000円となっています。
好みもあるでしょうが、明日まで秋冬物もお安くなっているので参考にされてください。
明日の午後7時で涙市が幕を閉じますが、会が終ればその後始末と翌月の店作りの段取りが待っています。
店を切る守するということは、気持ちが休まらないことを意味することだと割り切らなくてはなりませんが、少しだけ体を休めたいと思うこの頃です。
それではこれにて・・・
お休みなさい。

はじめまして。きものふくしま店主福島正弘です。
石川県、金沢市のお隣の白山連峰が見えるところで着物と和雑貨を販売しております。
着物和装に携わって約40年。県内外問わず、全国の着物ファンの方々から様々な相談を受けております。
店主の紹介をさせていただきます。
昭和30年、福井県に生まれる。 昭和48年に京都の染屋で修業を積み、その後昭和51年に石川県の呉服店へ勤務。着物の世界に触れながら「いつか自分のお店を持ちたい」という夢を抱き続け、昭和61年に 「きものふくしま」 を創業しました。
創業当初は無店舗での経営からスタートし、10年目に念願の店舗をオープン。以来、着物ファンを増やすことを使命に、お客様とのつながりを大切にしてきました。
- 情報発信への取り組み 25年前から四季を楽しむ情報紙『あ・うん』を毎月発行。 20年前からは毎日ブログを更新し続け、新しいお客様との出会いを広げています。
- 技術と経験 約40年にわたり呉服業界で培った確かなコーディネート力には自信があります。お客様一人ひとりの個性を引き出し、着物をより身近に楽しんでいただけるよう努めています。
「きものふくしま」は、着物を通じて人と人を結び、四季の彩りを楽しむ暮らしを提案し続けています。
- 法人番号: 8220002000118
- 法人名: 有限会社きものふくしま







