今朝から喉が痛いたくて、おまけにセキが出て最悪の体調になってしまいました。
風邪です。
特に午後から寒気を感じ、体がだるくて仕事になりませんでした。
今日は、とっても暖かい日になり花見日和だというのに、まったく間の抜けた話です。
なんとか最後まで仕事は出来ましたがね~
写真は同じ柄の袋帯です。
普段から着物を見ていらっしゃる方は見慣れた模様だと思いますが、柄名はご存知ですか・・・・・・
有職模様の一つで 「七宝文」 (しっぽうもん) といいます。
有職 (ゆうそく) 模様とは、平安時代以来、公家の服装、調度品、輿車 (こしぐるま) などの装飾に用いられた、独自の優美な様式をもつ文様の総称のことをいいます。
飽きのこない吉祥 (きっしょう) 文様として、現代の改まった趣のきものや帯に伝えられていますが、幾何学文様風に繰り返すように図案化されていることから、季節感がなく年間を通じて使える古典柄なんですよ。
その中でも最も代表的な模様が 「七宝文」 、
同じ円を円周の四分の一ずつ重ねていく文様で、輪繋ぎ (わつなぎ) の一種です。
七宝は仏教で金、銀、瑠璃 (るり) 、玻璃 (はり) 珊瑚 (さんご) 、瑪瑙 (めのう) 、真珠の貴重な宝を指しますが、いつからか この文様の名になったそうです。
この文様のきものや帯をお持ちの方は、七つの宝を身に着けているということになるのかもしれませんね。
古典文様は一つ一つに深い意味があると同時に流行に左右されないのが特徴です。
母から娘へ・・・・・譲っていきたい七宝の柄の袋帯を紹介してみました。
パソコンに触れたいる間にもセキと鼻水が たら~り・・・・・
ティシュを離せません。
喉の痛みは少し取れたのですが、今日は早めに休むことにします。

はじめまして。きものふくしま店主福島正弘です。
石川県、金沢市のお隣の白山連峰が見えるところで着物と和雑貨を販売しております。
着物和装に携わって約40年。県内外問わず、全国の着物ファンの方々から様々な相談を受けております。
店主の紹介をさせていただきます。
昭和30年、福井県に生まれる。 昭和48年に京都の染屋で修業を積み、その後昭和51年に石川県の呉服店へ勤務。着物の世界に触れながら「いつか自分のお店を持ちたい」という夢を抱き続け、昭和61年に 「きものふくしま」 を創業しました。
創業当初は無店舗での経営からスタートし、10年目に念願の店舗をオープン。以来、着物ファンを増やすことを使命に、お客様とのつながりを大切にしてきました。
- 情報発信への取り組み 25年前から四季を楽しむ情報紙『あ・うん』を毎月発行。 20年前からは毎日ブログを更新し続け、新しいお客様との出会いを広げています。
- 技術と経験 約40年にわたり呉服業界で培った確かなコーディネート力には自信があります。お客様一人ひとりの個性を引き出し、着物をより身近に楽しんでいただけるよう努めています。
「きものふくしま」は、着物を通じて人と人を結び、四季の彩りを楽しむ暮らしを提案し続けています。
- 法人番号: 8220002000118
- 法人名: 有限会社きものふくしま






