クオリティの高い「葵柄の染帯」を私の言葉で解説

葵柄の塩瀬帯

今月7日より一週間、店内で帯の特集を組みたいと考えていまして、その準備もしなくてはなりませんが、その前に10月に開催する江戸小紋展の販促物の構成を終えたいと思っていて、他にもオンラインショップに帯を載せなくてはならず、明けても暮れても気忙しくしております。

 

要領が悪いのか、それともやりたいことが多すぎるのか気持ちに余裕がありません。

いつになったらゆっくり構えて仕事ができるのでしょうか。

 

 

 

葵柄の塩瀬帯
葵柄の塩瀬帯

 

今日は淡いベージュ地の「葵柄の染帯」を紹介したいと思います。

 

葵は(あおい)は二葉葵の葉を文様化したもの。形や組み合わせにより、立葵、葵巴(ともえ)、葵唐草などがあり、着物や帯に用いられています。

 

紋章を多く、二葉葵は京都鴨川神社の神紋とされ、三葉葵は徳川家の紋所として有名です。

格のある模様を塩瀬帯として染めたもので、その表情から大人の着こなしを感じさせられるところがあります。

 

 

 

 

葵柄の塩瀬帯
葵柄の塩瀬帯

 

こちらの画像は帯のお太鼓柄を写したものです。

 

 

 

葵柄の塩瀬帯
葵柄の塩瀬帯

 

お太鼓にしてみるとこのようになりますが、江戸小紋や色無地、無地感小紋や紬の着物などの合せていただけると、とても素敵かと考えています。

 

お茶席の場であったり、時にはお子さんの入学式や七五三参りの装いともなれば、紬の着物で観劇やお食事会の着こなしにもなり、着物を知り尽くした女性の着こなしとなることでしょう。

 

 

 

 

腹の模様も葵柄で、張りのある帯芯を入れてお仕立てを加え、31㎝(8寸2分)幅の名古屋帯となるものです。

盛夏時期は締めることはできませんが、それ以外でしたら季節を問う柄の帯ではないので、9月中旬頃がら秋を越え、冬も越えて、春も越えて6月中旬頃まで締めていただける帯です。

 

染帯のお値段は税込み価格198,000円の品で、お仕立ての加工費にパールトーン加工というガード加工を加えさせていただきますと、お仕立て上がり価格は222,200円となります。

 

とても品の良い帯なのでお勧めさせていただきたいです。

 

ところで長女から夕食を食べにこないかと誘われていまして、お邪魔するつもりでいましたが、夕方6時頃にお客様がお嬢様を連れて着物の見立て相談を受けることとなり娘にキャンセルの電話。

こんな感じで私の日常は毎日バタバタしていて、プライベートの時間がなかなか取れません。

有り難いことですが、ゆっくりできる日を設けたい心境でいるところです。

 

ではこれにて・・・
お休みなさい。