【店主の呟き】
私に足りないことを拾い出したら両手両足の指の数よりも多くあって、深く考えないようにしています。
それよりも自分にしかないものを探すとこれが良く分からなくててね~
一つ挙げるとしたらこの仕事への情熱かもしれませんが、端から見たら目に見えないだけに口だけと思われがちです。
確かに計測ができたり数を数えることも、他人と比較することもできないので、思い込みでしかないのかもしれないが、日本一のきもの専門店になりたい思う気持ちは年々強くなっていっています。
思うだけで能力が伴っていませんが、追いかけるものがあるからブログも毎日投稿することができているのでしょう。
と言いながらも落ち込むことも少なくなくて、お客様の心を掴む難しさに頭を悩ませます。
戦略とか戦術の足りなさを情報の発信をマメに行いことで補っているつもりでいますが、まだまだ努力が足りていないのかもしれません。
そんな私から、「幸せの詩を口ずさむ」コーディネートを紹介させていただきたいと思います。
幸せの詩が聞こえてくるきものコーディネート】
その一つがこちらになります。
モスグリーンの地色にワインボトルやワイングラスを小紋柄として描いた着物に、銀ネスの白っぽい塩瀬帯に音符柄を部分的に刺繍を加えた染帯で組み合わせて、当店が新たに作らせていただい幸足袋でコーディネートさせていただきました。
こちらの装いでお出掛けになったったとしたら幸せな気分になりません・・・。
それがお酒を飲む場だったら知らず知らずのうちに幸せの詩を歌い始めたりしてハッピーになれるのではないかな~
きものを着てお洒落を楽しむという世界に酔いしれることでしょう。
【音符柄の染帯】
それを演出してくれるのはこの音符柄の染帯で、その表情からも幸せの詩が聞こえてくることでしょう。
【月にフクロウが歌う幸せの詩】
次ぎに紹介させていただくのは、金ネズにフランドルの花の小紋に岡田その子さんが染めた月にフクロウから聞こえてくるメロディーの染帯との組み合わせで、貴女を幸せな気持ちにさせてくれるのでないでしょうか。
フランドルの花とは、詳しくは知りませんが、現在のオランダからベルギーにあたる地域をフランドルと呼ばれていたようで、その地域の花を描いているのではないかと思います。
喜びの詩を口ずさむことで、心に花が咲くのではないかな~
正しい表現ではないのかもしれないが、このコーディネートで幸せの詩を口ずさむことができたなら、その日は輝く日となることでしょう。
好き勝手なことを書いていますが、きものを着こなすということは、その模様や色合から想像する世界があり、その世界の主役となり得るところがあります。
その世界を受け止めることができたなら、必ずや心が躍ることでしょう。
きものの楽しみ方の一つかと考えています。
私の思っていることを伝えきることができませんでしたが、参考になるものがあれば幸に思います。
それでは今日はこれにて・・・
お休みなさい。