楽しい店であることにこだわりたい・「大丈夫でしたか!」の声に励まされた京都

森健時さんの辻が花の帯 店主のひとりごと

令和六年になって初めての京都出張の日です。

いつも通りの時間に起き、いつもの電車で京都入りしましたが、初売りをしていない先もありまして、会社によって初売りの日が異なっていることもあったのか、同業者がとても少ない感じがしました。

 

 

【琵琶湖に雪が・・・】

 

 

 

琵琶湖の朝

琵琶湖の朝

 

お邪魔した先々で、「地震で能登が悲惨なことになっていますが、ご主人の家は大丈夫でしたか?」

新年の挨拶をする前に声をかけてくれた担当者もいて、聞けば京都も家が揺れたそうです。

 

皆さん災害地の様子をよく知っていて、「商売を廃業する先が多いのではないか」とか、「復旧に随分時間がかかると思う」などなど、東日本大震災で起こった話を例に取っていろんな話が飛び交っていました。

 

形ばかりの売り出しという感じが否めず、新商品の特集(夏物)として発表していたのは一社だけだったように受け止めています。

 

毎回京都に出向く度に口にしていますは、目新しい商品が作られていない感じがして店作りが難しくなっています。

担当者は商品を仕込んでいると言いますが、これまで10点作っていたものが、3点~4点までに作る量を抑えていて、それもこれまでと似た路線の商品であることから、目新しさを感じないのかもしれません。

 

毎月欠かさずに京都の仕入先を尋ねているから感じることで、京都に入ってこない呉服店や地方の問屋さんは捉え方が変るのかもしれないが、今年も努力を怠っていたら厳しい一難となるのかもしれませんね。

 

 

【楽しい店作りであることにこだわりたい】

 

 

 

森健時さんの辻が花の帯

森健時さんの辻が花の帯

 

この店は今年もきものが楽しいと思える商品でお洒落な着こなしが提案できる店を目指していきたいと考えています。

 

「着こなし」ということは、単品の商品ではなくて、きものや帯、かんざしから刺繍半衿や帯締め帯揚げ、帯留めもありますし、足袋に草履やバッグに至るまで、トータルコーディネートにこだわる店を目指していけたらと思っています。

 

ここを軸にして、和雑貨やきものメンテンナスにも力を注いで行くつもりでいます。

 

そうした中でも、店はお客様参加型の店でありたいと考えてまして、積極的にワークショップを開けたらと思っています。

今検討しているのは、二度目の半衿の取付け教室が開けないかと思っていますが、2月には「風呂敷の日」もありますし、3月は「雛祭り」もあることから、皆で話し合って物事を決めたいと思っています。

 

とにかく店作りには「組み立て」と「下準備」が必用とされるので、余裕を持って考えることが「クオリティを高くするコツ」かと考えています。

 

なので今日も行き帰りの電車の中でいろんなことを考えていました。

その一部をここに記事とさせていただいた次第です、

 

今日は帰りの電車を一本早めたので、いい時間に投稿を終らすことができました。

 

ではこれにて・・・
お休みなさい

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