4月19日(金)からの開催を予定している【復興展】のチラシ作りに悪戦苦闘していて、他の仕事がまったく手に付きません。
それというのも店の販促物は手作りを基本としていまして、4月の卯月展や10月の神無月展は手書きで、商品の画像も自分たちで用意してから紙面を埋めていくという、ハイテクの時代に気の遠くなるアナログ方式で構成しているんですね~
なので何度も書き直しは、載せたい情報の大きさを調整しながら紙面を埋めていくわけですが、そのバランスが悪いと、作り直したりするもので一向に進まないんですね~
要領が悪いとしか言いようがありませんが、ここが店のこだわると言いたいところですが、無駄に時間を使っていることに、もう一人の自分が「いい加減にしろ!」と腹を立てていることが良く分かります。
なので今はチラシ作りのことで頭がいっぱいになんですね~
4月に開催する復興展は、石川県産の着物が大なり小なり、能登半島地震の影響を受けていて、少しでも元気を取り戻せたらと、「能登上布」、「牛首紬」、「加賀友禅」にスポットを当て、石川県の着物産業を盛り上げていけたらと考えて開く展示会です。
そしてこの復興展にて、石川県産の着物や帯をお求めいただいた金額の5%を復興支援として寄付させていただきたいと考えています。
こにに当店オリジナル商品として販売している加賀染め足袋が入ってくる訳ですが、こちらの方は売上金の50%を寄付させていただきます。
この復興展で私の店も元気を取り戻すことが出来ればと考えていますが、その鍵を握るのは商品のクオリティかと思っていて、チラシ作りをしながらも、それぞれの商品を作っていらっしゃる会社の担当者とコミュニケーションを積み上げているところです。
そこで今日は復興展にて採り上げる加賀友禅の商品のことについて触れさせていただきたいと思います。
加賀友禅となれば圧倒的に袷物の訪問着が多く作られている訳ですが、単衣物の加賀友禅も紹介できないかと考えています。
【加賀友禅単衣訪問着】
担当者にその話をさせてもらっていて、努力目標として取り組ませていただきたいと考えています。
お客様の中で、何かお探しの品があるようでしたらお聞かせください。
早めに聞かせていただけたら、品揃えができるかと思っています。
画像にある銀ネズ系の加賀友禅訪問着は、5・6月、9・10月頃の単衣時期に着用可能な単衣訪問着で、手に取って見ていただくこと適いませんが、裏地となる八掛が付いていなくて、生地にシャリシャリ感があって、実に爽やかさを感じ取ることができる着物です。
異常なまでに温暖化が進んでいて、単衣物の着物を何枚かお持ちだとお役に立つことでしょう。
復興展では訪問着や付下げ、染帯なども紹介できるかと思っていますが、黒留袖や振袖などはご相談をいただいてからの品揃えとなるかと考えています、
売場スペースが限られているのでご理解をいただけたら幸です。
【加賀染古代型夏衣 坂口工房/坂口裕章 作】
こちらは加賀小紋を染めていらっしゃる「坂口工房」から染め上がったばかりの「加賀染古代型夏衣」という品名が付いた綿絽の着物です。
夏物の着物としても着ていただける品で、当店では「加賀染め綿絽浴衣」と呼ばせていただいています。
この着物を半幅帯でコーディネートしたら、品のいい浴衣にもなりますし、夏物の名古屋帯を締めていただけたら夏着物もなるので人気商品となっています。
復興展では、こちらの加賀染古代型夏衣が十数点並ぶかと思っているので、早めに確保されていかれると安心ではないでしょうか。
と言うことで今日の記事とさせていただきます。
ではこれにて・・・
お休みなさい。