3月1日に京都の仕入先を訪ねて歩いたのに、今日(3月6日)も新しい仕入先を探しに娘と2人で京都に向うことに・・・。
今日と明日2日間、京都にて雑貨や食品関係の製造元が集まって「京都ギフト・ショー」が開かれるために向ったものです。
確か今年で4回目で、初回を覗いて毎年京都ギフト・ショーに来ていますが、今年は娘にもこの雰囲気を視てもらって、店作りに活かしてもらえたらと思うところがあって、2人で会場入りしました。
【京都ギフト・ショーに娘と向う】
娘にとっては初めての体験で、印象に残りブースがあれば声を掛けるようにと伝えていましたが、一向に声がかかりません。
店の仕入先も数社出店していまして、本人にしてみると目新しさを感じていなかったのかもしれません。
それとも、この会場で見た商品をどのようにしてアレンジして、店で生かしたらいいの判断が難しかったのかもしれません。
少なくとも和雑貨で新しい仕入先を見つけ出すことの難しさを感じていたかと思います。
と言いながらも心に留まるブースがいくつかあったて、前向きのに考えてみたいと思っている私です。
そしてこの会場での仕事を終えてから、昨日電話をいただいた京都のお客様とお会いしてみると、新しい仕事に就いていましてね~
なんと、高台寺御用達で観光地の一角にある物販業の店をまかされていて、明日、京都ギフト・ショーに向われる話をされていましたが、慣れない店作りに悪戦苦闘していご様子でした。
私も店作りに悪戦苦闘していることについては同じで、経験が新しいとかベテランであるという物差しで物事が判断できることでもなく、どんな店にしたいかのビジョンをしっかり持っていないと、他店との差別化が図れないのではないだとうか?
そんな話をさせていただいたつもりですが、帰りの電車の時間が気になって、話が途中で終ってしまったことが心残りでした。
とにかくギフトショーで会話を交わした人も、京都のお客様も皆一生懸命仕事と向き合っていて、その姿に刺激をいただいて、もっと頑張らなくてはならないと自分に言い聞かせています。
今日という日が娘にとって何か参考になることがあったとしたら、連れ出した意味を持つ物だと思っていますが、果たしてどうだったのでしょう。
そして今日、地元の朝刊にこの店の話題が記事として取り上げられていることを知り、とても嬉しく思っている次第です。
【北陸中日新聞社さんに感謝の気持を伝えたい】
京都から店に戻ると、記事になったページがテーブルの上に置いてあって、その部分を切る抜いてここにアップさせていただきました。
記事の内容は能登半島地震の復興に僅かでもお役に立ちたいと思って、新しく二種類の加賀染め足袋を創ったことが採り上げられていていまして、その取り組みに北陸中日新聞社の記者さんが興味を持ってくれたいたことがとてむ嬉しかったです。
ありがとうございました。
半世紀近く今の仕事を続けていますが、このような支援の仕方は初めてで、的外れなことをしているのでは無いかと思うところがありましてね~
取り組みの在り方について迷っていて、他にも迷うような出来事が幾つもあったことから、このままでは自分が可笑しくなってしまいそうで、ある時、自分に正直になってみようと思って決断した次第です。
そして新しく創った二柄を含めた十五柄を4月開催の復興展まで復興支援商品として取り扱いさせていただきます。
拳を振り上げたものの、結果が出なかったら恥を掻くことにもなりかねませんが、「その時、自分がどう動いたのか」を大切にしたいと思っています。
最後に京都までの往復をJRのサンダーバードを使わせていただきましたが、強風で行きも帰りも電車が遅れてまいりました。
その運行も今月の15日まです。
最後になるであろうサンダーバードに娘と一緒に乗れたことを私は忘れないでしょう。
長い間ご苦労様でした。
それではこれにて・・・
お休みなさい。