今日から4日間の卯月の会【復興展】が始まりました。
とても過ごしたすい日となり、多くお客様が来てくださることを期待してましたが、筋書き通りに行かない現実がありました。
出だしとしては納得できるものではありませんでしたが、お越しになったお客様には満足していただけたのではないかと思っています。
このような着物の展示会を開いて思うことは、着物初心者の来店は少なく、興味を持って来店される方は、多くのきものや帯を手にしていらっしゃって、対応が難しいことを感じています。
一方で県外からの問い合わせは少なくなく、東京で展示会をするのなら案内を入れて欲しいとか、閉店後に加賀染めの夏着物を紹介して欲しいとの問い合わせが入り、ラインでお見立てをさせていただいて、投稿が少し遅くなりそうな気配です。
ここからは気持を切替えて、可愛い付下げを紹介させていだきます。
【加賀友禅の犬の模様の付下げ】
この画像は犬が遊んでいる感じを加賀友禅作家が描いた付下げになります。
加賀友禅と言えば花鳥風月の模様が当たり前と言われているところがあり、「犬」というのはとても珍しい作品です。
着物業界の全体を見廻しても「猫」や「兎」、「像」や「フクロウ」という柄を見かけることがあっても「犬」というのはなかなか見かけることがありません。
それもこちらの模様を描かせた作家さんは、加賀友禅技術保存会の技術保持者の方で、業界の大御所と言われている方が書かれているので驚かされました。
遊び心があって、面白い付下げかと思っています。
犬好きの方にお勧めさせていただきたいです。
お腹も空いてきたので今日はこの辺で終らせていただきます。
記事が中途半端になってしまいましたが、どうかお許しください。
ではこれにて・・・
お休みなさい。