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陽が落ちた頃に、地域の商工会から電話が・・・
今日が商業部会の会議の日であることをスッカリ忘れていて、閉店後の段取りが狂ってしまいました。
来る16日からの卯月展を前にして、「あれもこれも」と、頭の中は忙しくていますが、効率が上がっていない感じがして、この先がおもいやられそうです。
準備期間はあと二日、ここからが正念場でピッチを上げないと・・・
仕入れ先からの協賛品も届き始めていて、荷を開けるのがとても楽しみです。
一つ一つ商品を見るたびに、「可愛い~」なんて言葉をこぼし、その様子を見ては、お手伝いに来ていただいている新しいスタッフの上田さんに笑われています。
「これじゃー仕事が進まないよね・・・。」
その話は横に置いといて、今日はその協賛品の中から絞り染めの附け下げを紹介してみましょう。
絞り染めに刺しゅうのあしらいが入った爽やかな附け下げです。
生地は裏地を付けないで仕立てる単衣(ひとえ)用の素材を使用しています。
とても上品で、色使いからも5月・6月の季節を感じさせる着物ではないでしょうか・・・
この附け下げに袋帯を合わせてみました。
画像が小さいですが、帯の柄も素敵でしょう・・・
この写真を撮っている時に商工会から電話が入って、充分なコーディネート写真が取れないままに会議に駆け付けるという事態に。
あしからず・・・。
会期中は、「楽しい帯特集」の他に「単衣物の提案も考えていて、附け下げや色無地、小紋に紬、そして単衣用長襦袢も紹介したいと考えています。
さて、これは士乎路(しおじ)紬という手引き真綿糸を使って織られた無地の着物です。
帯も紬素材の織物で白地の花菱の模様。
華やかさや面白さに物足りなさを感じますが、シンプルで紬らしい味があります。
ここに、着物や帯の色に入っていない色の帯締めを入れると、装いに表情が現れてくることでしょう・・・。
こうして、楽しみながら仕事をしているもので、会場準備が進みません。
明日も新しい商品が入荷致します。
明日はどのような記事になることでしょう・・・
明るい話題が伝えられるよう頑張りますからね~
ケセラセラかな・・・。