【店主の呟き】
訪れた一日を一生懸命生きていると時間の過ぎることを忘れてしまっていて、今日が何日で何曜日であるかも気づかないままにいて、自宅に戻りテレビの見ている時に明日が「生ゴミの日」であるとか、「プラの日」であることに気づくくらいで、【明日しか見ていない男】く言っても過言でないかもしれません。
そんな生活を送っていることもあり、いつの間にか月末となっていました。
空に目を向けながら「今月は何をしてきたのだろう~」と、実店舗での不振が続いていることをとても気にする自分でした。
厳しい冬が過ぎて、ようやく春が来たかと思っていたら、なんと今日は春を飛び越えて7月頃の気温となりましてね~
お昼頃に車で外出していましたが、車内の蒸し暑さにエアコンを付けようかと思ったくらいで、日中は28度近くあったみたいです。
3月としては1882(明治15)年の観測開始から最も高い気温だったそうです。
そんな日の今日、愛知県にお住まいのお客様が石川県に帰省していらっしゃって、お母さんとご一緒に店に遊びに来てくださいましてね~
突然の来店だったことから、おもてなしの準備を何もしていなくて、コンビニでアイスクリームを買ってきて自分たちも含めて皆で食べで体温の熱さを冷ますことに・・・
お付き合いを始めて比較的新しいお客様ですが、お母さんが店で着付を習っていまして、阿吽の呼吸ができるまでとなっているお客様です。
【永治屋清左衛門の唐織の着物と唐織九寸名古屋帯】

その愛知県にお住まいのお客様が着物愛好家でいらっしゃって、今回店が取り上げる「永治屋清左衛門」の織物に着物を始めて見たと言って、感心を持ってくださいましてね~
その魅力を説明させていただくと、「これが唐織りに着物なんだ~」
二重織りに着物にも、紋紗の着物にも興味を持っていただくことができて、そのクオリティー高さに驚くばかり。
来月24日(木)~27日(日)の間に、店の奥の特設会場に永治屋清左衛門の着物や帯が並ぶので、お休みが取れるようであれば、橋を運んでいただけたらとお誘いをさせていただいたのですが、都合付かないご様子で、目に留った着物を何枚か当ててみると、お客様の心を捉えた二重織りの着物がありましてね~
その着物を単衣仕立てにして誂えて欲しいとのご注文をいただくことができまして、とても嬉しく思った次第です。
振り返ると2年前に永治屋さを取り上げたときも同じようなことが起きていて、展示会が始る前に店内の転じていた永治屋清左衛門の着物に3件のお客様から御売約をいただくということがありましてね~
その時もお客様から手にしたいとの声をいただけたのですが、その時とよく似たことが起きて正直驚いています。
印刷に出したチラシが今月中に出来上がると聞いていまして、4月号の「あ・うん」と一緒にお客様にご案内ができるように情報紙の構成に一生懸命になっていて、もう少しで完成するところまで来ました。
これからがこに店にとって大事な時です。
卯月の会で取り上げる「永治屋清左衛門」の着物や帯の魅力をどのようにして伝えることが出来るのか。
取り組む私たちの情熱と関係してくるので、お客様の笑顔をパワーを変えて踏み出す覚悟でいます。
どうか皆さんの応援をいただけますよう、遠くから見守っていてください。
それでは今日はこれにて・・・
お休みなさい。

はじめまして。きものふくしま店主福島正弘です。
石川県、金沢市のお隣の白山連峰が見えるところで着物と和雑貨を販売しております。
着物和装に携わって約40年。県内外問わず、全国の着物ファンの方々から様々な相談を受けております。
店主の紹介をさせていただきます。
昭和30年、福井県に生まれる。 昭和48年に京都の染屋で修業を積み、その後昭和51年に石川県の呉服店へ勤務。着物の世界に触れながら「いつか自分のお店を持ちたい」という夢を抱き続け、昭和61年に 「きものふくしま」 を創業しました。
創業当初は無店舗での経営からスタートし、10年目に念願の店舗をオープン。以来、着物ファンを増やすことを使命に、お客様とのつながりを大切にしてきました。
- 情報発信への取り組み 25年前から四季を楽しむ情報紙『あ・うん』を毎月発行。 20年前からは毎日ブログを更新し続け、新しいお客様との出会いを広げています。
- 技術と経験 約40年にわたり呉服業界で培った確かなコーディネート力には自信があります。お客様一人ひとりの個性を引き出し、着物をより身近に楽しんでいただけるよう努めています。
「きものふくしま」は、着物を通じて人と人を結び、四季の彩りを楽しむ暮らしを提案し続けています。
- 法人番号: 8220002000118
- 法人名: 有限会社きものふくしま







