4月6日の日曜日。石川県は雨時々曇りという天気で、晴れていたらお花見日和と言えたかもしれないのに、雨で肌寒い日となってしまいました。
毎日ワイドショ-などでお花見情報が伝えられていますが、花見名所といわれている場所には多くの人が集まっていて、その人混みを見ると求めて行きたいとは思いません。
静かな風景の中で咲く桜に満たされるところがあってこの地域の桜を見ているだけで十分。
明日は小学校の入学式となりますが、晴れそうなので桜を背景に記念写真を撮る方が多く見られることでしょう。
着物で入学式を迎えられるお母さんが多いかと思われますが、着物を着終わった後は、着物のお手入れをしてくれる先に着物や長襦袢などをお持ちになってお手入れ相談をされてください。
一般的には長襦袢と着物の丸洗い(洗濯)になるかと思いますが、着物の衿にファンデーションが付いていたり、予期せぬ所にシミが付いていることもあるので、専門家のお手入れ法を聞いて、綺麗な状態に戻してから片付けるようにしてください。
当店は着物の丸洗やシミ落としも受け賜わっているのでいつでもご相談ください。
さて、今日は新しく入荷した浴衣地を単衣の着物としてコーディネートしてみたのでご覧ください。
【いかづち赤刺子浴衣を単衣の着物としてコーディネート】

そのコーディネートがこちらになります。
いかづち柄という聞き慣れない模様に赤の経糸を刺子のように織り込んだ綿素材の浴衣地となる着物ですが。生地に厚みがあることから、単衣の着物としてコーディネートさせていただきました。
これから説明を加えたいと思っていますが、とてもお洒落な装いとなっていると思いませんか?
【芭蕉通風段文生成り半幅帯に帯留め三分紐でコーディネート】

注目して欲しいのは半幅帯として合せた芭蕉の通風段文の帯です。
昨年新しくお取引をさせていただいた先の半幅帯で、数量限定品となることから、一軒当り2本~3本までしか仕入れられない品だったように記憶しています。
昨年は店頭に出す前にお嫁入りが決ってしまい人気の高さに驚きましたが、今年も用意したので、こちらの木綿の着物に合わせて、水色の帯留めで浴衣よりもワンランク上の着こなし方を提案させていただきました。
【加賀染め足袋「金魚に水草」】

着物としての着こなしとなれ足袋が必要で初夏を感じさせる「金魚よ水草」の加賀染め足袋で季節感を出させていただきました。
【ハ寸名古屋帯で夏着物の装い】

次に帯を変えて、ハ寸名古屋帯で夏きものの装いとしました。
【麻ハ寸名古屋帯で夏着物の装い】

レトロな雰囲気を生み出していて魅力的だと思いませんか。
浴衣として発表された品ですが、生地の素材がこれまでに手にしたことのない厚みがありまして、模様もお洒落だったもので、着物としてコーディネートさせていただきました。
【山葡萄バッグ/3㎜網代編み下段花編み】

今回のコーディネートに使った山葡萄のバッグは娘たちから小振りのバッグの方が使いやすいとの意見を聞いて新しく用意させていただいたものです。
3㎜の網代編みと下段の花編みを繋ぎ合わせた可愛いバッグで仕事が細かいことから税込み価格88,000円で店頭に出させていただきました。
これからがシーズンなのに今年は県外からの問い合わせが増えていまして、順調な滑り出しとなっています。
山葡萄バッグは普段使いで着るので、興味をお持ちでしたら連絡ください。
そうそう、ここに日傘が登場していますが新しく仕入れたものでお値段は36,300円の品となります。
それでは今日はこれにて・・・
お休みなさい。