「男のゆかた」を店頭の看板にした狙いとは・そして新たなステージへの挑戦

 浴衣商戦が始まり、この先どのようにして戦うかを試行錯誤している中、一つの方向性を探ってみることに致しました。

 

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それがこの看板です。

粋にきこなす「男のゆかた」

とてもリスクの高い看板なのかもしれません。

 

というのは、男物の浴衣は婦人物と比較すると、ひとシーズンを通して、5~10%くらいしかお嫁入りが決まらない商品。

いうなれば、店の強みとは言いにくい商材にスポットを充てたことになります。

 

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ここに私の狙いがあります。

 

異業種も含め、浴衣を取り上げている店の多くは婦人物で、さまざまな情報が飛び交います。

その土俵の中で戦っていても、機動力や販促の乏しい店に置いては、店の特徴を際立たせることが難しくなっています。

 

そこで、考えたのが発想の転換で「男のゆかた」で店の印象度を高めることができないか・・・

なおかつ、男物の市場を増やすことができればと考えて、無謀とも言える5%の市場に望みをかけてみることにしました。

 

そこで、幾つか男物のゆかたを紹介してみようと思います

 

 

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竺仙さんの男物・・・¥32、550(綿100%)

リバーシブル角帯・・・¥10、080(ポリエステル100%)

 

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三勝さんのリバーシブルゆかた・・・31、500(綿100%)

    ※お好みの柄を表にしてお仕立てを致します。

リバーシブル角帯・・・25、200(博多織り・絹100%)

 

 

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綿麻ゆかた・・・¥18、900(綿70・麻30%)

    ※夏着物としても活用することができます。

リバーシブル角帯・・・¥29、400(博多織り・絹100%)

 

店としては身長やお腹周りなど体格に合わせて仕立てるオーダーメイド仕立てにこだわりを持っていて、男物ゆかたはお品代の他に¥9500の加工費が必要となります。

 

男物は他店と比較するとスッキリした柄が多いかもしれませんが、他にもいろいろと取り揃えているので、どうか参考にしてください。

 

 

さて、どのような結果になることでしょう・・・。

 

とにかく資源が店にある訳ですから、知恵を絞って店の特徴を理解していただくことが大切なように思っています。

 

話しは変わりますが、商工会の方とこれからの店作りについて話し機会がありました。

その人は私にブログを勧めてくださった方で、何かのご縁でしょうか今日がブログデビューの日だったのです。

 

現在の和装業界の状況をみていると、市場は小さくなっていくばかりで、いっこうに明るい兆しがみえてきません。

 

今もネットを活用することが出来なかったら、この状況下に置いて悩みは根の深いものがあったことでしょう。

もしかしたら限られた商圏の中で、宝石やバッグ、寝具や健康グッズも取り扱わねばならない状況に置かれていたかもしれません。

 

6年前に、単純に商圏を広げることが出来ないかと思って、ブログを始めた事が正解だったのかも・・・。

 

未熟者だけに、その方面に置いて取り組まなくてはならないことが山のようにありますが、一つの目標が見つけ出せたことで、迷いを軽減できたことだけは確かです。

 

その意味で感謝しなければいけません。

 

そこで、これからどのようにして駒を進めていくかです。

一つにはオンラインショップです。

 

その充実を図るために相談をさせていただいた訳ですが、石にかじりついてでも次のステージに向かいたいと考えている私です。

 

ということで今日を閉じることに致します。

お休みなさい。

 

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