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秋の深まりと共に着物が似合う季節が訪れようとしていますが、冠婚葬祭や習い事以外に着物を着るなら、自由な着こなし、それもおしゃれな装いをしてみたいと思いませんか・・・
これは長襦袢です。
判りにくいかもしれませんが犬の模様を描いた、変わり種の長襦袢ですが、とても可愛いでしょ・・・
襦袢は外に出すものではありませんが、お袖の手首あたりや、袖の振りといって後ろ側からチラリと色柄が見え、隠れたおしゃれを楽しくことができます。
そうはいっても、長襦袢までこだわるという方は少ないのかも・・・
私はこのような小紋柄の長襦袢を、無地感の小紋や紬に合わせて遊んで欲しいと考えている人間の一人。
例えばここにアップした小千谷紬と帯のコーディネートに、先程の長襦袢を合わせると面白いと思いませんか・・・。
着物は小格子柄で離れると紬の無地。
そこに、袖からチラリとワンちゃんの模様が見えたとしたらワクワク致します。
無地感の着物に模様に付いた長襦袢。
そのハーモニーが、バランスが取れて おしゃれなんですね~
つまり着物は引きたれ役で、メインのおしゃれを帯の模様で表現し、サブのおしゃれを長襦袢で楽しむという着こなし方です。
ここではもう一つ、長襦袢の黄色を、色合わせのストーリーとして帯締めや帯揚げに使うと、統一感があってまとまりのある着こなしになることもあります。
カジュアル用の長襦袢まで揃えている方は少ないかもしれませんが、着物で遊びたいとお考えの方は、どうか見えないところにまでこだわってみてください。
ちなみのここであっぷした正絹長襦袢は3万円台に商品です。
文化の季節、食欲の秋、寒さが増してくると紅葉も楽しむまる贅沢な秋が手の届くところまで来ました。
どうか そんな楽しいシーンに、着物でお出かけしてみてください。
そして、おしゃれな着こなし術を一つ一つ身に付けて、秋を満喫してもらえると嬉しいです。
させ、子供たちは白山登山から無事生還。
お天気にも恵まれたみたいで、真っ青な空と満天の星に感動したと言っていました。
まずは一安心です。
私はと言いますと、お天気も良かったので、朝方に冷たさを感じる風にうたれながら庭の草むしり。
気にしていたことが一つ解決してスッキリしました。
それではまた明日、お休みなさい。

はじめまして。きものふくしま店主福島正弘です。
石川県、金沢市のお隣の白山連峰が見えるところで着物と和雑貨を販売しております。
着物和装に携わって約40年。県内外問わず、全国の着物ファンの方々から様々な相談を受けております。
店主の紹介をさせていただきます。
昭和30年、福井県に生まれる。 昭和48年に京都の染屋で修業を積み、その後昭和51年に石川県の呉服店へ勤務。着物の世界に触れながら「いつか自分のお店を持ちたい」という夢を抱き続け、昭和61年に 「きものふくしま」 を創業しました。
創業当初は無店舗での経営からスタートし、10年目に念願の店舗をオープン。以来、着物ファンを増やすことを使命に、お客様とのつながりを大切にしてきました。
- 情報発信への取り組み 25年前から四季を楽しむ情報紙『あ・うん』を毎月発行。 20年前からは毎日ブログを更新し続け、新しいお客様との出会いを広げています。
- 技術と経験 約40年にわたり呉服業界で培った確かなコーディネート力には自信があります。お客様一人ひとりの個性を引き出し、着物をより身近に楽しんでいただけるよう努めています。
「きものふくしま」は、着物を通じて人と人を結び、四季の彩りを楽しむ暮らしを提案し続けています。
- 法人番号: 8220002000118
- 法人名: 有限会社きものふくしま







