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遅くまで来客があり、急いで記事を書き始めまています。
残暑が厳しい折りですが、今日はおしゃれな単衣物の装いを紹介したいと思います。
まずは、この映像から・・・
単衣物になる紬地を黒地の六通柄の染め帯でコーディネート。
なかなかおしゃれでしょ・・・
無地っぽい紬ですが、それだけに濃い地の帯が映えます。
帯締めと帯揚げも加えてみましょう・・・
色のバランスがとてもいいな~
9月~10月の単衣の装いを考え、色付いた稲穂色を帯締めに持ってきたのがポイントです。
それに帯揚げも画像で見ると面白いでしょ。
素朴な紬素材が、合わせる色や柄でこんなにも素敵なコーディネートにになるとは・・・
我ながら満足しております。
ここまでは離れて見た時の全体のバランスを画像で紹介しましたが、ここからは商品そのものこだわです。
画像を大きくしたものでご覧ください。
紬地には刺し子で円を描き、白い水玉は色を抜いて模様にしたものです。
帯地も、ただ染めただけではなく、手刺繍で加工を加え箇所が幾つもあります。
こちらが今回合わせた帯揚げです。
単衣時期を考え、この4色の中から いちばん上の色を選んでみました。
帯揚の模様で面白いですね~
何か判りますか?
そう、カバさんです。
このようなところにも遊び心があって、着る人の心を楽しませてくれます。
例えば、仲秋の名月にお着物でお食事会が予定されているとしましょう。
今年は仲秋の名月は9月の30日(日曜日)ということで、着物は単衣物です。
その時に、このコーディネートで主席したら楽しいでしょうね~
まず、全体の装いを見て、カッコいいと思うことでしょう・・・
次に静かな色合いの中に浮かび上がる刈安系の帯締めが目を引き、近ずくと、帯揚の面白さにも気づくのではないかな~
そして紬の着物には刺し子刺繍が入り、帯のお太鼓をよく見れば、そこにも刺繍が・・・
さりげない着物なのに、幾つもの隠し技があって、センスの言い方だと感じることでしょう。
そうなんだな~
ここに着物ならではの面白さがあって、完璧に決まるといろんな方に見て欲しくなるものです。
秋はもう少し先かもしれませんが、お遊びの日が決まっているようなら、そろそろ装いのご準備をしておいてください。
アドバイスさせていただきますよ。
では、投稿が遅くなってしまったので、これでおしまいということで・・・
お休みなさい。