今月8月号の情報紙の発行が遅れたことを反省して今日は9月号の情報紙「あ・うん」の構成に時間を使う一日でした。
この8月は自然災害が多発していますが、夕刻から再び豪雨となり始めていて土砂災害に見舞われた地域の人たちは気持が休まらないのではないでしょうか。
これ以上被害が広がらなければいいのですが・・・。とても心配です。
念の為に、水漏れが起きたウィンドーを確認してみると、うっすらと水漏れを起していて、先ほど応急処置を済ませたところです。
他にも気になる箇所があるだけに落ち着きません。厄介な雨です。
気持を切替えて今日の記事を書かせていただきます。
現在、秋商戦へと向う組み立てを考えているところですが、その一つとして需要が高まっている半幅帯を展開出来ないかと考えております。
【袋帯・名古屋帯と並ぶ三大帯のひとつに半幅帯がある】

店が取上げたいと考えているのは西陣織りの織元が織っている長尺のリバーシブル半幅帯です。
これまで帯といえば、袋帯と名古屋帯をメインに取り扱ってまいりましたが、細帯の需要の高まりから【三大帯】の一つとして名古屋帯と並ぶまでになっていまして、その人気がうなぎ登りと言っても過言ではなりません。
これまでゆかた帯では博多織の半幅帯や麻素材の小袋を取上げてきましたが、お客様から変わり結びが出来る長尺の細帯の相談を受けることがありまして対応出来ないところがありました。
半幅帯も小袋も同じ意味合いを持つ細帯といえるものですが、帯の長さによって帯結びの作り方をアレンジできますが、細帯の長さが長ければ、自分流に形を纏めることが出来て装いの面白さが広がります。
また、幅広いシーンで使えるのも嬉しい点で、お太鼓風に結べばきちんと感も出せますし、さらに半幅帯の裏表を活用することで、普通のお太鼓にはないアクセントが加わるので、スタイリングの幅も広がります。
加えて半幅帯ならではの立体感や動きのある帯結びには、名古屋帯とは違ったお洒落感を演出することができるので、新しいスタイリングを探ることが出来るのではないかと考えています。
また、半幅帯はコンパクトで持ち運びが便利で、旅先できものを着る場合にも活用が出来ますし、気負わず自由な発想で半幅帯を楽しんでいただけるのではないでしょうか。
そのようなことから半幅帯が、【三大帯】」の一つ称されるまでになったのではないかと考えています。
特に近年は普段にきものを着こなし方が増えているので、これまで以上に半幅帯の需要が伸びるのではないかと考えています。
そのような流れの中で、この春に出会いが合ったのが、西陣織りの織元でもある菱屋善兵衛さんの帯です。
ここの帯は帯の糸質とデザインにこだわりを持っていまして、袋帯や名古屋帯だけではなく、長尺の細帯を織っていることが分りまして、秋の神無月の会にて菱屋善兵衛の帯を紹介させていただく運びとなりました。
その帯の中で、最も分りやすいのが長尺の細帯かと思えたもので、再びここに紹介させていただいた次第です。
【長尺のリバーシブル半幅帯】

こちらの映像は左側がリバーシブルの長尺の半幅帯として仕立てた鱗柄の帯で右側がしゃれ袋帯になります。
この二本を並べて帯の長さを計測してみました。
【長さが440㎝あるリバーシブル細帯】

一辺が220㎝あることから、一本の細帯の長さは440㎝の長さとなるものです。
私がこれまで取り扱ってきた中でもっと長い細帯と云えるでしょう。
この長さは袋帯の長さとほとんど同じ長さとなるものです。
【大人の半幅帯帯結びの本】

この長さがあれば、「ハーフりぼん太鼓」や「後見結び」「りぼん角出し」「角出し風太鼓」など、リバーシブルの特徴を活かした帯結びを楽しんでいただかるのではないかと考えております。
10月の神無月の会での細帯の提案は、お仕立てをする前の長尺の半幅帯を織った帯地を幾つも取り揃えるので、その中から二の模様をお選びいただいて、リバーシブルの細帯として誂える(お仕立る)提案となります。
神無月の会は10月16日(金)~18日(日)の3日間となりますので、カレンダーに書き込んでいただけたら嬉しく思います。
ところで記事を書き始めたときの豪雨は治まったようですが、今ほど白山市にレベル4の土砂災害危険警報が発表されました。
何事のなければいいのですが・・・
それでは今日はこれにて・・・
お休みなさい。

はじめまして。きものふくしま店主福島正弘です。
石川県、金沢市のお隣の白山連峰が見えるところで着物と和雑貨を販売しております。
着物和装に携わって約40年。県内外問わず、全国の着物ファンの方々から様々な相談を受けております。
店主の紹介をさせていただきます。
昭和30年、福井県に生まれる。 昭和48年に京都の染屋で修業を積み、その後昭和51年に石川県の呉服店へ勤務。着物の世界に触れながら「いつか自分のお店を持ちたい」という夢を抱き続け、昭和61年に 「きものふくしま」 を創業しました。
創業当初は無店舗での経営からスタートし、10年目に念願の店舗をオープン。以来、着物ファンを増やすことを使命に、お客様とのつながりを大切にしてきました。
情報発信への取り組み 25年前から四季を楽しむ情報紙『あ・うん』を毎月発行。 20年前からは毎日ブログを更新し続け、新しいお客様との出会いを広げています。
技術と経験 約40年にわたり呉服業界で培った確かなコーディネート力には自信があります。お客様一人ひとりの個性を引き出し、着物をより身近に楽しんでいただけるよう努めています。
「きものふくしま」は、着物を通じて人と人を結び、四季の彩りを楽しむ暮らしを提案し続けています。
法人名: 有限会社きものふくしま
法人番号: 8220002000118
白山市商工会会員
本日までのブログ総数:7,367記事






