着物のお手入れ法と除湿効果のある「トリマス」を解説/そして辰年の「龍の帯」を紹介します

着物や帯を保管するのに役立つ「トリマス」の活用法 きものふくしまブログ

午後から本降りの雨が激しく降り続いていまして、その雨が建物を打ち付ける音がやかましくて、お客様からの電話の声が聞き取りにくくてね~

勿論、店のBGMはまったく耳に届くことがなくて、打ち付ける雨脚の音に心が追いかけられているかのようで落ち着きません。

今日の記事ですが、関東方面のお客様から男の子の一つ身の祝い着の丸洗いを承っているのですが、着物にシミやカビが出ていまして、その件で夕方に電話でお話をさせていただくことに・・・

大事なお話を終えた後に、そのお客様から着物のお手入れ法を教えて欲しいと言われましてね~

同じような相談を関西地区のお客様からもいただいていまして、今日は着物のお手入れ方について私流の考え方で記事を書いてみる事としました。

【着物のお手入れ法を解説】

1》着物のお手入れを専門にしている店に着物や帯、長襦袢を持ち込んで、どのようなお手入れ法が最もベストなのかを相談をする。

2》その相談を着物を広げて問題のある箇所をご一緒に確認すること。

3》丸洗いでいいのか、シミが付いている箇所があれば、これくらい大丈夫だと自分で判断しないで、専門家の意見を聞いてシミ抜きをすることをオススメします。

4》もしも着物や長襦袢にパールトーン加工のタグが付いていたなら、パールトーン加工済みと判断されて、着物を着て付いた軽いシミはパールトーン社が無料で取ってくれることもありますが、シミ抜き代がかかったとしても、リーズナブルな金額になるかと思います。

5》また、着物を着装する前にパールトーン加工がかかったいたら、雨やジュース、お酒などの水気のものは着物に染みこまずに下に落ちるので、着物を守ってくれます。

6》他にガード加工がありますが、カード加工をされる場合は詳しくお話しを聞いて、納得出来るものであれば、がード加工やパールトーン加工を着物を着る前に終えておくことと、シミを残すことが少なくなるのでオススメします。

【着物のお手入れが終った後の保管の仕方】

7》お手入れを終えて持ち帰ったときに、文庫(たとう紙)の中で着物が動いてシワになっていないかを確認する。

8》収納場所があれば、長襦袢、帯、着物の順に積み重ね、できれば着物を一番上に置くようにして、重たい物を乗せないように心がけてください。

9》ここからが長期保存となるので重要なポントになります

10》絹の着物は湿気が天敵となることから、同じ所に空気を入れ換えることもなく、何年も同じ状態のままにしておくと、カビが発生する確率が高くなります。

11》カビの発生を防ぐには、年に一度、着物を陰干しすることが最も有効だと言われていますが、陰干しすスペースがない方や、着物畳むことができない人は、お天気のいい日に風通しを良くして、床に着物や帯、長襦袢を床に置いて、文庫を広げて新しい空気に触れるだけでも、着物に優しい時間といえます。

12》その場合、着物を直射日光に当てたままにしておくと、色ヤケを引き起こすので注意してください。

13》カビの出始めは着物を包んでいる文庫に茶色い斑点が出てきたら、やがて着物にカビが出始めると思ってください。

14》その場合、斑点が現われた文庫を処分して新しい文庫に着物を移し替えてあげてください。

15》空気の入れ換えはお天気が続く乾燥した日がベストで、午前10時頃から午後4時頃までの時間が着物に優しいと考えてください。

16》着物を湿気から守る方法として、何よりも有効なのが、年に一度の陰干しとなります。

【着物や帯を保管するのに役立つ「トリマス」の活用法】

17》時間がない、陰干ができるスペースがないという人に、湿気、脱臭効果のある「トリマス」という活性炭の粉を使ったシート状のものがあるので、それを一つの空間に置くと効果を発揮すると聞いています。

【トリマスという除湿・脱臭シート】

トリマスという除湿・脱臭シート

18》このシートはリトマスが付いていまして、開封した時に水色っぽいシートだったものがピンク色になると、再生が必要である信号を発していることとなるので、そのシートを取り出して天日干しすると、再生完了の青色に変わり、再び使っていただけるので、とても便利かと思っています。

このシートは切る離すこともできるので、有効活用ができるのではないかと考えております。

19》このような便利グッズがあったとしても、頼り切っていては良くないと思うところがありまして、行く付くところは空気に入れ換えかと思っております。

20》ここまでの話は湿気取りの方法ですが、最初に着終わった後のお手入れをキチンと済ませることが重要です。
例えば汗取りをしないままにしておくと、その箇所から変色が始りますし、お酒が染みこんいるのに乾いてしまいと目には見えないので、そのまま片づけると後で大事になることもあるので、着終わった後のお手入にかかる費用をもったいないと思っている方は、ここまでの話を生かすことはできないと思ってください。

着物のお手入れ方はここまでとさせてください。

次の話題はお客様からご自身の干支となる模様の帯が一つ欲しいとの相談をいただいていまして、染屋さんに図案を用意していただいたのですが、お客様が思っている文様とは距離がありましてね~

その干支は「辰」なんですね~

探してみると袋帯に存在していることが分りまして、ここにその帯を紹介させていただきます。

画像だけになりますがご覧ください。

【辰年のお客様がご自身の干支となる帯が欲しいとの相談】

【龍の模様を入れて織った袋帯のお太鼓】

龍の模様を入れて織った袋帯のお太鼓

【龍の模様をお太鼓にする】

龍の模様をお太鼓にする

と、いうことで今日に記事とさせていただきます。

それではこれにて・・・
お休みなさい。

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