入学式に着るきものと慌てないで済む事前の準備

 

今日は曇り空でしたが暖かい日になりました。

お彼岸ということもあり、日曜日を利用してお墓参りに行かれた方もいらっしゃるのでは・・・・・

 

ご先祖のお供え物のといえば 「おはぎ」 と 「ぼたもち」 だと思いますが、何処が違うかご存知ですか。

「ぼたもち」 は春に牡丹 (ぼたん) が咲くからそう呼ばれ、「おはぎ」 は萩の咲く秋分にお供えするから 「はぎ」 、それに宮言葉風に 「お」 をつけて呼んでいるもので、ほとんど同じものなんですよ。

一般的には、ぼたもちはこしあん、おはぎは粒あんで作るそうです。

 

最近の若い人たちはあまり欲しがりませんがね~

 

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ところで、そろそろ入学式の季節が近づいてきました。

 

この時期になると小・中学校に入学される お子様がいらっしゃる先は、その準備になにかとお忙しいのではのではないでしょうかね~

 

お母様の中には、その入学式を着物姿でと考えている方もいらっしゃるのでは・・・・・

そこで、そんな場にふさわしい着物を少し説明させていただきます。

 

入学式の主役はあくまでのお子様です。

これから 息子を又は娘を宜しくお願いしますという立場のお母様は、遊び着で主席するのはふさわしくありません。

着物は準礼装の訪問着・附下げ (つけさげ) ・色無地、又はそれに近い小紋の着物になります。

訪問着とは、写真のような着物のことで主に胸、肩、袖、裾 (すそ) などに模様が入っている着物です。

附下げも訪問着とよく似た着物で、色無地は黒以外の色の一色無地で染めた着物です。

 

お若いお母さんには着物のことを説明しても解らないかもしれませんね~

その準備のためにもタンスを開いてお婆ちゃんや近くの呉服店に相談してみて下さい。

 

毎年、この時期になると、そのようなご相談を受けます。

 

お持ち頂いた着物や帯、そして長じゅばんや小物を見てアドバイスをしていますが、着物を着慣れない方の見落としがちなとことがあり、幾つか紹介しておきます。

 

[チェックポイント]

 

・ 着物や長じゅばんを広げてみてみて気が付くシミやカビ。

   即座にシミやカビ落しをする。時間が掛かるもので早めの対応を・・・・・

・ 着物にたたみシワが付いている。

   アイロンなどをかけて直す必要があります。

・ 長じゅばんの半衿が汚れている。 又は半衿が付いていない。

   新しい半衿を付ける必要があります。

・ 着物と長じゅばんの寸法が合っていない。( 裄(ゆき)や袖丈の長さが違うことが最も多い )

   お直しをするか、着物に合って長じゅばんを探していただくことになります。

 

これらのことは、商品を買い求めることとは違い、人の手を借りて時間を使う仕事になります。

ですから、早めに確認をしておかないと慌てたりするんですね~

 

どうか早めにご準備をしておいてくださいね。

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