オリジナル商品として新しく染めた「色無地みたいな付下げ」・そしてプーチンの行動に疑問を持つ

店が誂えたオンリーワンの着物 きものふくしまブログ

プーチン大統領が引き起こした戦争で、ロシア兵の死者数が1万人とも伝えられていて、ウクライナ側も数千人の死者数が出ているとのいこと。

 

その報道が正しければ、死ななくてもよかった命をプーチンが奪い取ったとも言えるわけで、その罪の深さは、愚かな政治家として歴史に刻まれることでしょう。

 

許されない言い分がロシア側にあるのでしょうが、命と平和な暮らしを奪い取る好意から問題が解決するとは到底思えません。

ここにきてロシア側が化学兵器を使うような話も出てきて、どれだけウクライナ国民を苦しめたら気が済むのでしょう。

 

人間の常識からかけ離れた悪魔の行動を誰かが止めなくてはならないのに、誰も制御できないことに映画の世界を見ているかのようです。

 

そして北朝鮮が青森の竜飛岬沖にミサイルを落下したとのニュース。

北朝鮮が何を目的にしているのか私には分かりませんが、おっかない世界になったものだと考えさせられています。

 

さて私の仕事は改善が見られないままにいますが、春の気候を見方に付けて4月の卯月の会で結果を残すための準備を進めているところです。

 

その卯月の会では、店のオリジナル性を高めていきたいと、加賀染足袋を作ったり、会期中の4日間限定で誕生花半衿を加賀友禅作家さんに描いていただくための準備を進めているところですが、他にもオリジナルの着物を作っていましてね~

 

その商品が本日届いたので紹介させていただきます。

 

その前に、亡き妻が何度か袖を通した着物を娘の体型に合わせて仕立て直しをした着物がありましてね~

昨年12月のクリスマスパーティーに娘が着たのですが、その着物がお客様からの評価が高くて、その着物を見本に、新しい商品を作ってみることにしたのです。

 

 

 

お母さんの着物を娘用に縫い直した着物

お母さんの着物を娘用に縫い直した着物

 

その着物が銀ネズの色無地に近い着物になります。

色無地に近いというのは、袖だけに模様が入っているんですね~

 

この画像では見にくいので、袖の部分を映し出してみました。

 

 

 

袖にだけ金彩加工を加えた着物(右)

袖にだけ金彩加工を加えた着物(右)

 

それがこちらです。

 

 

袖にだけ金彩加工を加えた着物(右)

袖にだけ金彩加工を加えた着物(左)

 

左右の袖口を金加工で模様を描く加えたもので、あまり見たことがない模様の取り方かと思っています。

 

 

 

「鈴の刺繍紋」が入った娘のきもの

「鈴の刺繍紋」が入った娘のきもの

 

20代の娘には少し地味かと思って背中に鈴の刺繍紋を入れて着てもらったのですが、模様の取りからが面白いという声を多くのお客様からいただくことが出来ましてね~

 

妻の着物として用意したのが、確か15年近く前のことだったように記憶していますが、妻は背縫いには家紋を入れて色無地として茶席の場で着ていました。

 

確かに模様の入っている箇所や、模様も四季を問うことのない柄で、色合の控えめでもあることから、店のオリジナル商品として発表したいと思うようになりましてね~

 

しかしこの商品を作った染屋さんは随分昔に解散していまして、この染を知る担当者が現役で仕事をしていたので、着物の地色を替えて作れるかを確認すると、作れるとの返事をいただくことができたので、4月の卯月の会の焦点を合わせて作ってもらいことにしたのです。

 

その商品が染め上がったとの連絡が入り、本日店に届いたのです。

 

 

 

きものの袖だけに模様を入れたオンリーワンの無地きもの

きものの袖だけに模様を入れたオンリーワン無地きもの

 

それがこちらの商品になります。

 

娘が着た銀ネズよりも少しだけ明るくし、黄緑色を少し入れた色目で染めた着物です。

 

商品名を色無地と呼んだわいいのか、付下げと呼んだらいいのか戸惑うところがありますが、帯の合わせ方で、エレガンスな装いが楽しめる着物かと思っております。

 

 

 

店が誂えたオンリーワンの着物

店が誂えたオンリーワンの着物

 

こちらの着物を染めてくれた職先は、地入りを変えて染めることが出来るので、見本となる色も用意してみたとのことでした。

単衣の着物としても利用していただけるので、店のオリジナル商品としてご注文が取れたらと考えています。

 

店が提案させていただく色はどれもはんなりとした色なので、店頭で確認していただけると、この着物の魅力がダイレフトに伝わると思います。

 

4月の卯月の会で提案させていただきますので楽しみにしていてください。

 

では今日はこれにて・・・
お休みなさい

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