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昨夜は身体がだるくてね~
それに下痢気味で寒気も伴い、体調がすぐれませんでした。
風邪を引いたのかもしれません。
充分睡眠を取ったので、これで大丈夫だと思っていますが油断は禁物。
いい年なんだから、体調管理には気をつけないといけませんね。
さて、今日の投稿です。
粋な着物柄を語る上で、縞柄はかかすことのできない模様に一つであり、誰もが憧れを持っているのではないでしょうか・・・。
ここのアップした着物は白地の紬に縞柄です。
すごくおしゃれな紬だと思いますが、合わせた帯がマニアックでしょ・・・
ワニの絞り染めの帯で、それも黒地。
このようなコーディネートをする人は少ないかもしてませんが、あえて面白さにこだわってみました。
前にもワニがいることから、静かな色の帯締め帯揚げを合わせることで全体のコーディネートの納まりが良くなります。
街着としてお召しになると、注目されるでしょうね。
縞の着物に他の帯を合わせても良かったのですが、ワニの模様の帯がとても珍しいものでコーディネートしたものをアップさせていただきました。
ところで、頑張っている呉服店の情報が仕入れ先から入ってきますが、聞いていると、あきらかに昔の販売方法と違ってきていることに気づかされます。
どういうことかと申しますと、企画提案型の店作りが増えているということです。
裏を返せば、日々コツコツ商いをするというシンプルな店作りが難しくなっている・・・
ということになるのかもしれません。
勿論、そうした店ばかりではありませんが、商品の魅力で人が呼べなくなっている店が増えているのではないでしょうか・・・
だから、店主さん他に何か魅力あるものを添えることで、お客様の関心を引く事が出来ないか・・・
更には集客を伸ばすことが出来ないか・・・
それを、いつも考えているように思います。
その意味では、今の呉服店さんは企画屋さんになっているのかもしれませんね。
今の現状は、呉服店さんに限った事ではありませんが、いろんな意味でサービス過剰になっているのではないか・・・。
続けられるサービスだったらお客様に喜ばれると思いますが、お客様の刺激剤として使われるサービスには疑問を持つ私です。
オブラートに包まれた表現をしていますが、時代の移り変わりを感じないではいられません。
おそらく企画催事型の店作りは、益々増えていくものと考えていますが、商品が二の次になるようなことであってはいけません。
お客様の心を引きつけるってなんて難しいのか・・・。
他店の情報を聞きながら感じていたしだいです。
それでは今日の記事はこの辺りで終わりたいと思います。
ここへ来て寒さも増して参りました。
どうか、身体を労わりつつ、油断なさらないようにしてください。
冒頭で風邪気味であることを申し上げましたが、今晩も早く床に入り充分な睡眠を取りたいと思っている私です。
それではお休みなさい。

はじめまして。きものふくしま店主福島正弘です。
石川県、金沢市のお隣の白山連峰が見えるところで着物と和雑貨を販売しております。
着物和装に携わって約40年。県内外問わず、全国の着物ファンの方々から様々な相談を受けております。
店主の紹介をさせていただきます。
昭和30年、福井県に生まれる。 昭和48年に京都の染屋で修業を積み、その後昭和51年に石川県の呉服店へ勤務。着物の世界に触れながら「いつか自分のお店を持ちたい」という夢を抱き続け、昭和61年に 「きものふくしま」 を創業しました。
創業当初は無店舗での経営からスタートし、10年目に念願の店舗をオープン。以来、着物ファンを増やすことを使命に、お客様とのつながりを大切にしてきました。
- 情報発信への取り組み 25年前から四季を楽しむ情報紙『あ・うん』を毎月発行。 20年前からは毎日ブログを更新し続け、新しいお客様との出会いを広げています。
- 技術と経験 約40年にわたり呉服業界で培った確かなコーディネート力には自信があります。お客様一人ひとりの個性を引き出し、着物をより身近に楽しんでいただけるよう努めています。
「きものふくしま」は、着物を通じて人と人を結び、四季の彩りを楽しむ暮らしを提案し続けています。
- 法人番号: 8220002000118
- 法人名: 有限会社きものふくしま







