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昨夜は中学時代の同窓会あり、同級生と楽しい時間を過ごすことができました。
それにしても私も含め、皆年を取ったものです。
懇親会が始まる前に参加者全員の記念写真。
4クラス159名の卒業生で、所在が分る人が139名。
その中から集まったメンバーが43人。
卒業してから2度目の同窓会というのに、参加者が少ないのには驚きました。
「同窓会に出られる人は幸せな生活を送っていると考えてもいい」みたいなことを話していた仕入れ先の担当者がいましたが、的外れではないのかも・・・
昔の話を持ち出しながら、
「あんなに活躍していた〇〇が病気・・・」
「〇〇は事業に失敗してサラリーマンになっているらしい・・・」
「あいつが亡くなったって・・・」
(勿論、都合が付かなかった人もいたようです。)
中学と言えば、頭の良し悪しに関わらず、同じ時間を共有しながら泣いたり笑ったりして過ごした仲間です。
勝った負けたの世界もなく、今になって思えば家族みたいな関係だったのかもしれません。
特に私は卒業後皆との交流がなかっただけに、再会の喜びに酔いしれるところがありました。
それが社会に出て、いろんな経験を積んで今日に至っていることを知らされるものでした。
山あり谷ありの人生って感じかな~
みんな年を取ったけれど昔のままでした。
それが何より嬉しかったです。
同窓会で酒を酌み交わせる環境を手にすることが出来ている・・・
それは喜ばなくてはならない現実なんだと感じたしだいです。
ところで、私の店をPRしたくて着物を着て行ったのですが、(記念写真中央より向かってやや左)その姿には誰もが驚いていたみたいでした。
だって私が着物関係の仕事をしていることをほとんどの人が知らないのだから無理もありません。
中には「芸人かと思った・・・」、そんなことを言う奴もいましたが、仕事がら、お客様から同窓会に着物を着て行きたいという相談を受けることがちょくちょくあり、今回の場でも着物姿の方がいるかもしれない。
心のどこかでかすかな期待を寄せていましたが、私の同級生は着物とは無縁という感じで寂しく思いました。
とにかく、皆幸せそうでした。
次の同窓会までこのままの状態でいて欲しい、そんな気持ちを抱きながら皆と別れてきました。
話は変わりますが、明日がお母さんの命日です。
私たちの目の前から姿が見えなくなって3年の月日は流れました。
いまだに、お母さんの代役をこなせきれず、時間と共に、いないことから起きると考えられる「ほころび」みたいなものが見えてきていることに、自分の力不足を感じています。
どうしてこんなにも早く去って行ったのか・・・
もっともっと力を借りたかったのに・・・
それに癒しの笑顔も見たかったのに・・・
自慢の女房がいなくなっては、私の自慢話しも少なくなってしまい寂しんだな~
失ったものの大きさは計り知れないものがありますが、なんとかして乗り越えていかねばなりません。
だから家族が手を取り合って踏み出すことを教えられているところです。
命日より一日早いが、家にいた次女を連れてお墓参りをしてきました。
妻の友達が会いに来てくれたみたいで、好きだったお菓子がお墓にお供えしてありました。
この場を借りてお礼申し上げたいと思います。
ありがとうございました。
喜んでいることでしょう・・・。
それではこれで今日の記事を終わりたいと思います。
お休みなさい。

はじめまして。きものふくしま店主福島正弘です。
石川県、金沢市のお隣の白山連峰が見えるところで着物と和雑貨を販売しております。
着物和装に携わって約40年。県内外問わず、全国の着物ファンの方々から様々な相談を受けております。
店主の紹介をさせていただきます。
昭和30年、福井県に生まれる。 昭和48年に京都の染屋で修業を積み、その後昭和51年に石川県の呉服店へ勤務。着物の世界に触れながら「いつか自分のお店を持ちたい」という夢を抱き続け、昭和61年に 「きものふくしま」 を創業しました。
創業当初は無店舗での経営からスタートし、10年目に念願の店舗をオープン。以来、着物ファンを増やすことを使命に、お客様とのつながりを大切にしてきました。
- 情報発信への取り組み 25年前から四季を楽しむ情報紙『あ・うん』を毎月発行。 20年前からは毎日ブログを更新し続け、新しいお客様との出会いを広げています。
- 技術と経験 約40年にわたり呉服業界で培った確かなコーディネート力には自信があります。お客様一人ひとりの個性を引き出し、着物をより身近に楽しんでいただけるよう努めています。
「きものふくしま」は、着物を通じて人と人を結び、四季の彩りを楽しむ暮らしを提案し続けています。
- 法人番号: 8220002000118
- 法人名: 有限会社きものふくしま






