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今日は夏の楽しい遊び道具を揃えたので、紹介させてくください。
水飴のような物が縦一列に並んだ和装小物です。
着物愛好家の方は、これが何であるかはお判りでしょうが、三分紐にトンボ玉を通した帯〆なんですよ。
とても綺麗で、心がワクワク致します。
店の狙いは、浴衣帯にこのトンボ玉付き帯〆を合わせ、真夏のひと時をパージョンアップして楽しいでいただきたい。そんなことを思って品揃えしてみました。
角度を変えてご覧になってみてください。
透明感の中に色のアクセントがあって可愛いでしょ・・・
このトンボ玉は、帯に触れる面だけカットしています。
映像の右側の個所が、真っ直ぐな面になっているのがお判りいただけると思います。
また、正絹の三分紐はリバーシブルになっていて、トンボ玉を180度回せば、違った表情に変えることができます。
紐がリバーシブルとあって、お得感がありますが、問題は販売価格です。
利用していただかないと、提案した意味がないので、とても迷いましたが、ご利用していただけることを優先に考え、一組、6,300円で店頭に出しました。
関心の或る方は、是非使ってみてください。
それでは次に、このトンボ玉を使い、おしゃれな夏着物をコーディネートしてみましう・・・
ここで登場したのが、雪花絞りという綿麻素材の浴衣地に 麻八寸名古屋帯です。
黄色が利いていて、都会的な香りを匂わせているでしょ・・・
浴衣としても着れますが、名古屋帯を向かわせると こんなにおしゃれな着物になりました。
夏らしいブルーのトンボ玉で、正面をコーディネート。
帯揚げには近江ちぢみで、大人のピンク入れを入れてみました。
トンボ玉という遊びのある小物を使いましたが、とっても上品で、爽やかに纏めることができました。
ここまでコーディネートができると、「もう少し・・・」という欲が出てまいりました。
最後に、篭型に麻素材で作った巾着をコーディネート。
持ち手の紐は帯〆に使われている紐を使っています。
色合いもいいし、最高のおしゃれをが演出できたのではないかな~
巾着の底の大きさは、30×13㎝の長方形で、必要な持ち物はすべて納まることができる大きさです。
ちなみに巾着のお値段は18900円の品です。
駆け足で書いた記事で言葉が足りていなかもしれません。
どうか映像で着物の面白さを感じ取っていただければ幸いに思います。
話は変わりますが、福井県から、白いポルシェで店を尋ねてくださった男女がいましてね~
その車がとってもカッコ良くてね~
しばらくして、170㎝の身長があるモデルさんのような美形の女性が店の中に・・・
その方は数日前に、店の定休日を電話で問い合わせが合った方で、ブログで私の店のことをお知りになられたそうです。
夏場に着る着物が欲しいとの事で、いろいろ紹介させていただきました。
お気に召すものが多かったのか、随分迷いながらも幾品か選んでお帰りになられましたが、店を頼って来てくださったことが、とても嬉しくてね~
感謝申し上げたいと思っています。
このように、私の店は新しい人との出会いが多くある店です。
ブログが新しい扉を開いてくれている気がしますが、期待に添うられる店になるためにも、店の質を高める努力をしなくてはなりません。
しんどうですが、自分の人生を掛けて着物の面白さを伝え続けられる店でありたいと考えています。
今日も完全燃焼です。
疲れました。
それではこれにて・・・
お休みなさい。

はじめまして。きものふくしま店主福島正弘です。
石川県、金沢市のお隣の白山連峰が見えるところで着物と和雑貨を販売しております。
着物和装に携わって約40年。県内外問わず、全国の着物ファンの方々から様々な相談を受けております。
店主の紹介をさせていただきます。
昭和30年、福井県に生まれる。 昭和48年に京都の染屋で修業を積み、その後昭和51年に石川県の呉服店へ勤務。着物の世界に触れながら「いつか自分のお店を持ちたい」という夢を抱き続け、昭和61年に 「きものふくしま」 を創業しました。
創業当初は無店舗での経営からスタートし、10年目に念願の店舗をオープン。以来、着物ファンを増やすことを使命に、お客様とのつながりを大切にしてきました。
- 情報発信への取り組み 25年前から四季を楽しむ情報紙『あ・うん』を毎月発行。 20年前からは毎日ブログを更新し続け、新しいお客様との出会いを広げています。
- 技術と経験 約40年にわたり呉服業界で培った確かなコーディネート力には自信があります。お客様一人ひとりの個性を引き出し、着物をより身近に楽しんでいただけるよう努めています。
「きものふくしま」は、着物を通じて人と人を結び、四季の彩りを楽しむ暮らしを提案し続けています。
- 法人番号: 8220002000118
- 法人名: 有限会社きものふくしま







