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北陸地方はいまだに梅雨が明けていなくて、夏の日差しが顔を覗かせたかと思えば、急に暗くなって大粒の雨が大地を叩きつけるという不安定な空。
そんな天候がここしばらく続いているからなのか、お祭りモードにブレーキがかかったかのような、浴衣関連商品の駆け込み需要に力がありません。
残された時間に望みを託し8月へと向かわねばなりませんが、ゴールが近いだけに、心までもが梅雨空なんだな~
ラストチャンスに逆転満塁ホームランが飛び出すかもしれないので、最後まで頑張りたいと思っているところです。
そして今日は妻の月命日。
午前中にお墓参りをしてまいりましたが、すでに綺麗な百合の花が供えてありました。
この百合の花を見ると、妻の友達がであることがすぐに判ります。
何故なら、月命日には百合を持ってお参りしている姿を何度か目にしているからです。
別れた日から4年9カ月の長い時間が過ぎても、繋がりが消えない関係に頭が下がります。
妻も喜んでいることでしょう。
私は彼女の花ともいえる向日葵を持って7月の報告です。
県外の人との出会いが多かった7月。
もしも、その場にお母さんがいたならどんな心遣いをしていただろうか?
問いかけても答えが解る訳ではないのに、どうしても生前のお母さんの気配りに近づきたくてね~
接客の際には、一呼吸置いて考えるようにしていますが、お客様に気を使わせない優しさを出すことができません。
特に自然体の笑顔が難しくてね~
今になって言うのもなんですが、随分お母さんに助けられていた感じがします。
今はいっちゃんがサポートしてくれていて、とても助かってます。
今も昔も家族に甘えてばかり・・・
変わらない自分が、つい最近、気づいたことがあります。
それは、感謝の気持ちを態度で示さないといけないということです。
思い付いたのは家族旅行・・・
お盆の時期に北海道に行ってきます。
カズ(息子)は、仕事と友達の結婚式で一緒に行くことができず残念ですが、いっちゃんと二人で北海道で3泊してきます。
このことに、もっと早く気づけばよかったと反省していますが、お母さんも賛成してくれるでしょ・・・
無事に決算の会も終わり、これから準備に入ります。
どうか、いい旅ができるよう見守っていてくださいね・・・
お願いします。
そして明日は京都主張のです。
或る仕入れ先では、木目込みの人形のお雛様が発表されますが、昨年の12月に開催した「お雛様展」が不振だったもので、どこまで踏み込んでいいものかを迷っているところです。
他にも、オーダーメイドの草履を5件相談を受けていて、お客様のお顔を思い浮かべ、適品を選んでくるともりでいますが、それ以外にも、秋物の準備に入らなくてはならず、蒸し暑い京都の町を歩いて回らねばなりません。
気持ちをリセットする一日が迫ってまいりました。
お客様との出会いに感謝し、7月を閉じることに致します。
それでは、お休みなさい。

はじめまして。きものふくしま店主福島正弘です。
石川県、金沢市のお隣の白山連峰が見えるところで着物と和雑貨を販売しております。
着物和装に携わって約40年。県内外問わず、全国の着物ファンの方々から様々な相談を受けております。
店主の紹介をさせていただきます。
昭和30年、福井県に生まれる。 昭和48年に京都の染屋で修業を積み、その後昭和51年に石川県の呉服店へ勤務。着物の世界に触れながら「いつか自分のお店を持ちたい」という夢を抱き続け、昭和61年に 「きものふくしま」 を創業しました。
創業当初は無店舗での経営からスタートし、10年目に念願の店舗をオープン。以来、着物ファンを増やすことを使命に、お客様とのつながりを大切にしてきました。
- 情報発信への取り組み 25年前から四季を楽しむ情報紙『あ・うん』を毎月発行。 20年前からは毎日ブログを更新し続け、新しいお客様との出会いを広げています。
- 技術と経験 約40年にわたり呉服業界で培った確かなコーディネート力には自信があります。お客様一人ひとりの個性を引き出し、着物をより身近に楽しんでいただけるよう努めています。
「きものふくしま」は、着物を通じて人と人を結び、四季の彩りを楽しむ暮らしを提案し続けています。
- 法人番号: 8220002000118
- 法人名: 有限会社きものふくしま






