◆
仕事というものはどれだけしてもなくならないもので、今日は展示会の後始末。
見苦しい売り場になることから、ウインドーのスクリーンを降ろし、黙々と作業を続けていましたが、根気も昨日で使い果たし、どれだけしても片付くことがありません。
お祭り後の静けさって感じで、スローな時間が流れた一日でした。
大きな行事が終わったことで気が抜けていますが、街中はこれから夏本場番です。
気持ちを切り替えて8月の店作りを考えなくてはなりませんが、追われる日々から逃げ出したい心境でいます。
ゆゅくり体を休めたいですね~
それでは今日の投稿です。
こちらの浴衣は竺仙さんの奥州小紋というブランド名で作られた商品です。
素材は綿ですが、柄の付け方が小紋の着物と同じで、カジュアル着としてお召しいただけるのが魅力です。
なので、夏着物として麻の名古屋帯を合わせてみました。
夏着物としての味が深まり、心に優しい素朴感が人生の年輪を引き出しているかのようです。
奥州小紋が故郷の味だとしたら、この綿麻素材の雪花絞りは、おしゃれな街並みに溶け込む浴衣かもしれません。
細帯でラフに着ていただくこともできますが、シルクの名古屋帯を合わせることで、グレードの高い夏の装いとなります。
着物に使われている色で、華やかさも変わることでしょうが、レモン色がご自身を輝かせることでしょう・・・
この2点を比較してみると、内面のおしゃれと外見のおしゃれに分かれるのかもしれませんが、デザイナーブランドから一歩踏み出した趣味性の高い浴衣地ではないでしょうか?
参考にしていただければ幸いに思います。
明日は7月最後の日です。
自分なりに今月を総括をしなめればなりませんが、同時に一年で一番暇な8月の売り場を組み立てなければなりません。
そして9月には東京での展示会に参加したいと考えています。
一月があっという間に過ぎるだけに、構想を具体的な形にしたいといけませんね。
今日は早く家に戻れそうです。
では、これにて・・・。お休みなさい。

はじめまして。きものふくしま店主福島正弘です。
石川県、金沢市のお隣の白山連峰が見えるところで着物と和雑貨を販売しております。
着物和装に携わって約40年。県内外問わず、全国の着物ファンの方々から様々な相談を受けております。
店主の紹介をさせていただきます。
昭和30年、福井県に生まれる。 昭和48年に京都の染屋で修業を積み、その後昭和51年に石川県の呉服店へ勤務。着物の世界に触れながら「いつか自分のお店を持ちたい」という夢を抱き続け、昭和61年に 「きものふくしま」 を創業しました。
創業当初は無店舗での経営からスタートし、10年目に念願の店舗をオープン。以来、着物ファンを増やすことを使命に、お客様とのつながりを大切にしてきました。
- 情報発信への取り組み 25年前から四季を楽しむ情報紙『あ・うん』を毎月発行。 20年前からは毎日ブログを更新し続け、新しいお客様との出会いを広げています。
- 技術と経験 約40年にわたり呉服業界で培った確かなコーディネート力には自信があります。お客様一人ひとりの個性を引き出し、着物をより身近に楽しんでいただけるよう努めています。
「きものふくしま」は、着物を通じて人と人を結び、四季の彩りを楽しむ暮らしを提案し続けています。
- 法人番号: 8220002000118
- 法人名: 有限会社きものふくしま







