おしゃれな春色で街着をコーディネート・店ではコーディネート相談を受け付けています

 春はこんなにも気持ちがいいものかと、体いっぱいに日射しを浴びた晴天の一日。湿った心も乾き、「来た・来た」と、春気分を味わうことができました。
明日は再び天気が崩れるようで、上空では冬と春の領域の争いが始まってるようですが、静かに季節が変わろうとしています。
徐々に人が動き始めるのではないかと期待を寄せていますが、その前に他店とは違う戦術で春商戦に臨まなくてはなりません。
もっともっと春の香りを吸い取って、ひらめきが欲しいところなのだが・・・
春になったら旅行に行きたいとか、美味しいものを食べに行きたいとか、生活の変化を求めるのは私だけではないと思いますが、中には着物でお出かけしたいと考えていらっしゃる少数派の方もいるように思います。
そのような人へ、ワクワクするコーディネートを考えてみたのでご覧ください。
DSC_0003harunoosilyarenatumugiko-dhine-to.JPG
コーディネートの柱にしたのは模様でなく、春色を強調させた街着です。
春色といえば普通は桜色かと思いますが、映像のコーディネートはピンクを入れないで組み立てた春の香りといえます。

白っぽい色に山吹色を添えた紬小紋に若草色の紬帯で春を呼び寄せてみました。
春の代名詞ともいえる色で磨かれた大人のセンスを感じます。
DSC_0007osilyarenatumugiko-dhine-toharu.JPG
そして優しくもスパイシーな白と水色のコンビネーションで組んだ帯〆で決めてみました。
合わせた帯揚げも綺麗でしょ・・・
装いに違った色が混ざり合っていますが、これが色を重ね合わせて成り立つ着物のおしゃれです。
この感覚は個人差があって、何がベストとかい問いかけられると返答に困りますが、色を乗せてみるとなんとなく掴めるものがあります。
想像してみてください。
こちらの装いで桜並木を歩いているとしたら、「ま~素敵!」なんてすれ呟かれ、振り返られるのではないでしょうか?
色合いというのはおしゃれにかかせないポイントで、高価な着物と帯がコーディネートされていても、帯〆の色ひとつで野暮ったくなることを多くの人が気づいていません。
そこに壊れてしまうおしゃれがあります。
ここが難しい和装の世界かと思っていますが、合わせる色で輝くこともできれば、その逆もあることをあることを頭の隅に入れて置いてください。
着物から遠ざかっていると、色合わせの難しなど気に留める余裕などないのが現実で、仮に迷ったときは着物専門店さんに相談されることをお勧めします。
敷居が高いと言われてしまえばそれまですが、当店ではタンスの中のコーディネート診断を無料で行っていて、着物を着る需要期にはいろんなかたが相談にお見えになられます。
着物と帯のコーディネートから、目的に合った小物の合わせ方など多岐にわたりますが、もっとも難しいのが帯〆帯揚げの色の合わせ方です。
目の前で着物と帯がコーディネートされた上に、最後の仕上げとなる帯〆などの小物を合わせるのですが、色の使い方で装いの表情が変わることに驚かれています。
ここに経験の技があるかと思います。
日頃体験すくことが少なくなった着物の装い。
着ることに必要なパーツが揃ったからといって安心しないで、彩のバランスを考えてみる余裕をお持ちになると、着物を着たときに最高の褒め言葉をいただけるのではないでしょうか?
私ん店でよろしければ、気軽に声をかけてみてください。
それではこれで閉店と致します。
お休みなさい。

きものふくしまへのお問い合わせ

お客様のお見立て相談

きものふくしまオンラインショップ
着物のお悩みなどお気軽にお問い合わせ下さい。TEL.076-272-2940
無料ご相談はコチラ
タイトルとURLをコピーしました