入学式に持つエレガンスな「きものバッグ」・そして入学式を終えた後の着物メンテナンスの勧め

 毎年小学校の入学式になると、お子さんの体をおおいつくすようなピカピカの学生服にお母さんの着物姿が眩しく目に入ってきます。

その姿から、お子様を学校に預ける親のケジメのようなこのが見て取れ、着物がかもし出す晴れの日を印象付くているのではないでしょうか?

小学校の入学式は変わらず着物を着装される方が多く、着物を扱うものとして嬉しく思っている次第ですが、当事者の方は式典の準備に忙しくしている頃だと思います。

ここまで来ると着物や帯の準備は終えていらっしゃると思いますが、それに付随する小物などを揃えていると、帯〆帯揚げはこれでいいのかと思うことや、草履が傷んでいたり、何も入らないバッグの大きさに新しく新調してみたいと考えている方もいらっしゃるでしょうね~

そこで今日は、シンプルでおしゃれな礼装用のバッグを紹介してみたいと思います。

画像が多くなりますが、目の保養をしてみてください。

DSC_0001wasoubaltugu.JPGまず最初に紹介するのは、光沢のある白に金銀糸で格子柄浮かび上がらせた横長の手提げバッグ。

これがおしゃれなんですね~

DSC_0002wasoubaltugu.JPGバッグの留金はコールドで貴婦人を思わせるような華やかなデザインにうっとりさせらてます。

DSC_0003wasoubaltugu.JPG1≫¥43,200 大きさ:幅27×高さ10×マチ11㎝

CSC_0008wazoubaltugu.JPGこちらは組紐で作られた品で、水色の糸を入れているところが、とても爽やかな感じが致します。

DSC_0009wasoubaltugu.JPGかぶせるタイプでマグネットで開け閉めが簡単にできるように作られています。

バッグの中は中央に一つだけ仕切りが入っていて、容量が大きいのが特徴かと思っています。

DSC_0010wasoubaltugu.JPG2≫¥64,800 大きさ:幅27×高さ15×マチ12㎝

DSC_0004wasoubaltugu.JPGモダン派の方には黒字と金の組紐がお似合いになるのではないでしょうか?

DSC_0005wasoubaltugu.JPGデザイン性が高く、ゴージャス感が伝わってくるものがあります。

DSC_0006wasoubaltugu.JPG≫¥64,800 大きさ:幅23×高さ12×マチ10㎝

CSC_0012wasoubaltugu.JPGこちらも組紐で作られた品で、もっともシンプルなバッグといえるかもしれません。

DSC_0013wasoubaltugu.JPGなににゴージャス感を忘れていなくて、留金のデザインがとても印象的です。

DSC_0014wasoubaltugu.JPG4≫¥54,000 大きさ:幅23×高さ15×マチ9㎝

DSC_0015wasoubaltugu.JPGこちらはコンパクト感があって、持ち手が金属系に一本手になっていてゴールド系の色をおびています。

バッグを置いた時の景色が素敵だと思いませんか?

DSC_0016wasoubaltugu.JPG金具をシンプルにまとめているところがおしゃれかと思います。

DSC_0017wasoubaltugu.JPG5≫¥64,800 大きさ:幅20×高さ12×マチ10.5㎝

CSC_0019wasoubaltugu.JPGこちらになると両側に同じ模様がモールのような織り方で浮かび上がり、物を入れるのには不足することがない大きさを持ち合わせたバッグです。

小さなお子さんと同伴となると、荷物が増えることが考えられます。

そんな時の備えにもなるバッグかと思います。

CSC_0018wasoubaltugu.JPG開け閉めはファスナーで、使いややすいのがこのバッグの特徴です。

DSC_0020wasoubaltugu.JPG模様が可愛いでしょう。

CSC_0023wasoubaltugu.JPG6≫¥32,400 大きさ:幅29×高さ17×マチ11㎝

他にも違うタイプを用意していますが、エレガンス感のあるタイプを選んで紹介してみました。

1≫~5≫までのタイプは同じ鼻緒も用意されていることを付け加えておきます。

参考にしてください。

ところで、着物って着るまでが一生懸命あれこれ考えて、準備に余念がないものです。

しかし、役目を終えてしまうとその熱も冷めて、後始末がとても面倒に思えるものではないでしょうか?

おそらく多くの人がシミや汚れの点検もしないで、慣れないたたみ方で封印するかのように着物や長襦袢をタンスにしまうのでは・・・

それって、着物に優しくない行為で、後になって大事に成りかねません。

衿にファンデーションの汚れが付いているかもしれません。
他にも水系の汚れや、食べこぼしの油系のシミ付いていることもあれば、汗が付着していることも考えられます。

その状態でしまうと、些細な汚れであっても月日が過ぎると変色することもあり、再び着るために着物を広げてみるとびっくり!
そのような事態に慌てて店に飛び込んでこられる方がいらっしゃいますが、年数が経ったシミですと、お直しができないこともあります。

このようなケースで多いのは、お母さんが着た振袖を娘さんに着せようと思ったときや、子供さが着た着物を孫に着せようとしたときに、ひどい汚れに気づき、シミ抜きの相談をいただくことがありますが、コストがかかっても落とせるようであればいいのですが、手に負えないことも少なくありません。

なので、着終わった着物や長襦袢などのメンテナンスを専門店で相談されることを怠らないようにしてください。
多少のコストがかかることもありますが、安心を買ったと思えば腹も立ちません。

どうか入学式に着物を着られる方は、汚れることを心配するのではなく、着終わった後のことを心配してください。

当店でも着物や長襦袢の洗濯や汚れ落としなども受け賜っているので、気軽に相談してみてください。
適切な判断ができるかと思います。

それではこれにて・・・
お休みなさい。

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