遅くなりましたが、今月の店作りのテーマでもるある看板が店頭に立ちました。
天の川に浴衣を浮かべてみたい、そんな想いから「コーディネートにこだわる浴衣祭」の看板を作ってみたのですが、この願いを現実のものにしなくてはなりません。
店内に並ぶ浴衣たちも私と同じ気持ちでいるだけに、今回の看板が人を引きつめるものであって欲しいものです。
そして、手にした浴衣で夜空を見上げ素敵な願いを伝えられたら幸せに思います。
また店内では今日からお客様による七夕飾りが始まりました。
竹笹に多くの願いが提げらることを期待したいものですが、心に思っていることを言葉にすることって、願いの時計のようなものがあって、引き寄せる力があるのではないかと思っています。
店にお立ち寄りのせつには、是非とも短冊を提げて返ってください。
皆の願いのパワーを一つにして、夜空に届けてみたいと思い始めてみたものです。
さて、話題は変わりますが、先月関東方面の方から加賀小紋のことで問い合わせがありましてね~
遠い距離を埋める意味でも坂口幸市さんが染められた加賀小紋を画像で紹介してみたいと思います。
用意させていただいたのはこの3点の加賀小紋です。
こちらの商品は二枚白(にまいしろ)という染め方の加賀小紋で、裏地になる八掛も小紋柄で染めてある品になります。
地色を水色で染めております。
画像の下の部分が共色で染めた八掛です。
こちらは地色が紫系です。
そして再び水色の地色となります。
お問い合わせをいただいたお客様は、坂口さんの加賀小紋をデパートで目にされたそうで、江戸小紋と違って小紋らしい小紋に目を引かれたそうです。
そのお話からワンランク上の二枚小地白(にまいこじしろ)かと思いますが、お一人で染めていらっしゃって数が作られていません。
問いかけに応えられるものでないかもしれませんが参考にされてみてください。
この加賀小紋は伝統的な技法を今に受け継いでいる江戸小紋と同じ伊勢型紙を使って染めているもので、石川県で染めているから加賀小紋と呼ばれているものです。
その違いは小紋柄かと考えています。
何分にも流通されている品が少なく目にされる機会が少ないかと思いますが、県内ではとてむ有名な染師さんでいらっしゃいます。
これから先はお電話でお話ができればと考えているところです。
ところで明日は長女の子供・音羽が満一歳の誕生日で、ささやかなパーティを考えているみたいで、私も招かれています。
元気に育っていて、微笑ましい親子関係に目を細めていますが、孫の成長と共に心労も付いて廻ることでしょう。
どうか深い愛情を持って大切なことを教えてやって欲しいと思っています。
男目線でしか力になれませんが、娘の家族の成長を楽しみにしていますからね・・・
それでは、今日はこれにて・・・
お休みなさい。

はじめまして。きものふくしま店主福島正弘です。
石川県、金沢市のお隣の白山連峰が見えるところで着物と和雑貨を販売しております。
着物和装に携わって約40年。県内外問わず、全国の着物ファンの方々から様々な相談を受けております。
店主の紹介をさせていただきます。
昭和30年、福井県に生まれる。 昭和48年に京都の染屋で修業を積み、その後昭和51年に石川県の呉服店へ勤務。着物の世界に触れながら「いつか自分のお店を持ちたい」という夢を抱き続け、昭和61年に 「きものふくしま」 を創業しました。
創業当初は無店舗での経営からスタートし、10年目に念願の店舗をオープン。以来、着物ファンを増やすことを使命に、お客様とのつながりを大切にしてきました。
- 情報発信への取り組み 25年前から四季を楽しむ情報紙『あ・うん』を毎月発行。 20年前からは毎日ブログを更新し続け、新しいお客様との出会いを広げています。
- 技術と経験 約40年にわたり呉服業界で培った確かなコーディネート力には自信があります。お客様一人ひとりの個性を引き出し、着物をより身近に楽しんでいただけるよう努めています。
「きものふくしま」は、着物を通じて人と人を結び、四季の彩りを楽しむ暮らしを提案し続けています。
- 法人番号: 8220002000118
- 法人名: 有限会社きものふくしま






