今日は神無月展のテーマである信州三大紬からまことにおしゃれな伊那紬をコーディネートしてみたのでご覧ください。
私が選んだ紬は白地の伊那紬。
それがこちらです。
全国には多くの紬の産地がありますが、白が着物地を埋める着物ってあまり見たことがないのでは・・・
そして白地に添え添えられるように入れられたエメラルドグリーンの線。
そこに美学があるように思っているのですが、ステキな女性がお召しになられる着姿を想像して帯をあわせてみました。
それがこちらのコーディネートです。
かっこいでしよ・・・
紬なのに舞台かテレビに出演するようなエレガンスな組み合わせかと思っています。
エメラルドグリーンの横線は1本と2本が交互に全体に入った紬地で、「これが紬なの」って、目を疑う方も多いのではないでしょうか?
合わせた帯はモダンさをにじませた塩瀬の帯で、お太鼓の模様は8世紀から13世紀のスペイン芸術を帯に描いたものです。
普通の人では着こなしの難しいコーディネートかと思っていますが、私は随分気に入っております。
それでは帯を変えてもう少し砕けた装いに・・・
紬地に染められた全通の帯で組み合わせてみました。
「誰が着るの!」と、言われそうですが、このようなおしゃれがあってもいいのではないでしょうか?
着物が白地とあって街に繰り出すのに勇気がいりますが、誰もが降りむこことでしょう・・・
いずれのコーディネートも紬でありながらエレガンスでとってもオシャレ。
そのポイントは白とエメラルドグリーンの線にあるのかもしれませんね。
帯〆帯揚げまで合わせてみたかったのですが、少し疲れていまして断念させていただきました。
そして明日は町内の草むしりの日です。
朝6時半から決められた場所に出向かなくてはならず、早く切り上げて体を休めることにしました。
簡単な記事になりましたが今日はこれにて・・・
お休みなさい。