私たちの気持ちを推し量ってくれたのか、雲一つない清々しい天気になりました。
風は少し冷たい物の絶好の行楽日和になったのではないでしょうか?
暦の月も替わったことだし気持をリセットして訪れた4月を価値あるものにしたいものです。
4月の店作りは、21日(金)から24日(月)までの間に開催する、「刺しゅう展」に賭けるものがありまして、その準備やご案内にベストを尽くしたいと思っていて、明日の京都出張も刺しゅう展の品揃えにスポットを当てることを忘れずに仕入れ先を回りたいと考えているところです。
その前に、4月7日(金)・8日(土)の両日、京都で開かれる一般消費者向けの展示会を、もう一度ご案内させていただきます。
その会は物作りをしているメーカー3社が一つの会場に商品を集め、お取引のある着物専門店さんのお客様に着物や帯を見ていただくもので、「花成り会(はんなりかい)」と名付けられた展示会です。
京都の花見時期に全国から人が集まることもあり、恒例となっている展示会で、先月の3月3日にもブログにで展示会の詳細を記事にさせていただきました。
日が迫って来ていたもので、改めてご案内を入れるものですが、ネットから店との出逢いが増えていることもありまして、京都近郊の関西地区のお客様にお誘いをさせていただきます。
ついては案内状がなくても係員に私の店の名前を出していただけたら気軽にご覧になれますし、ご連絡をいただけたなら会場前でお迎えさせていただきたいと思っております。
展示会場は京都市中京区油小路通四条上る藤本町にある「花洛庵(からくあん)」という京都市指定文化財小堀遠州屋敷書院で、(☎076-211-3551)風情ある建物です。
おしゃれな着物や帯が並びますので、着物をこよなく愛される方にはご満足していただけることでしょう。
ご都合がつくようであれば気軽に覗いてみて下さい。
決して押し売りするものではないので、ご安心していただける会だと思っております。
このような案内をさせていただくのも、呉服店が少なくなり、全国に目を向けることで新しい道が拓けるのではないかと思ってのことです。
そこには信頼と安心がないと成り立たない道だけに、ハードルの高いものがありますが、このハードルを越えないと、この店の未来予想図を現実のものにできないと考えています。
何が正解なのか判りませんが、私の能力に合った取り組み方で、頼りにしていただける関係性を創っるのであれば、こんな幸せなことはありません。
そのためにも志を高く持ち、努力を惜しまずに大海に踏み出してみたいんですね~
愚かなことを考えていると思われる方もいらっしゃるでしょうが、この仕事に人生を捧げたいと思う意地みたいなものがあり、挑戦しているものです。
とにかく、この4月は密度の濃い月にしなくてはなりません。
恥ずかしい思いをするかもしれませんが、覚悟を決めて踏み出してみます。
それではこれにて・・・
お休みなさい。