贅沢な3日間のお盆休みが終わりました。
珍しいと所に行って来たとか、心が躍るような体験をしたというわけではありませんが、時間に束縛されない日常に解放感があり、またとない骨休みができました。
休みはこれで充分です。
禅語に、「惺惺著」(せいせいじゃく)という言葉があります。
その意味は、心の奥深くに住むもう一人の自分がいて、その自分に対して問いかける「目を覚ましていますか(惺惺著)?」という声だそうです。
変化や刺激のない生活を送るうちに、つい眠ってしまいそうになる自分の本心を励ます言葉だとか・・・
人はつい、楽な道を行こうとしてしまうもので、それを正す本心が眠っていたら、どんどん怠けぐせがついてしまうだけに、怖いものがいますよね~
お盆休みは、怠けぐせと紙一重のところがあり、向上心も闘争心も眠っていて、緊張感も途切れただけに感を取り戻さなければなりません。
明日から再び店に立ち、あれこれ考えながら小さな目標を一つ一つ拾い上げて、眠りかけた心を正さなければなりませんが、季節が一気に変わり始めただけに、新しい店作りに苦労するのではないかと思っています。
最後の休みを福井県に向い両親の墓参りをしてきましたが、実家に戻ると必ずといって口にするのが、ヨーロッパ軒のソースかつ丼です。
一緒に食べる人数も月日と共に少なくなり、順番で待たされて食べた頃のことが思い出されますが、昔から期待を裏切らない味に満足させていただきました。
それでは今日はこれにて・・・
お休みなさい。