粋でいなせな縞に葵柄の刺繍を入れた附下を味のある袋帯でコーディネート

着物の着こなし/コーディネート

スッキリしない天気が続いて、不完全燃焼で終わってしまったお盆休みではなかったでしょうか?

特に小さなお子さんはプールや海で遊ぶことができなかったかもしれませんね。

夏が一気に終わったみたいで、どことなく寂しさを感じさせられていますが、気持を切り替えて店内の模様替えに入ったところです。

売場を埋めてディスプレーしていた浴衣をさげて、秋物の着物や帯などで秋の設えに・・・

趣が変わって気持を高めたいところですが、お客様の来店がほとんどなくて淋しい一日でした。

 

DSC_0008tukesagewoko-dhine-to-12.JPG今日は単衣の着物としても提案させていただきたい、おしゃれな附下をコーディネートしてみました。

モノトーンの組合せに小粋さがあるでしょ・・・

遠くから見ると白っぽい縞の着物に見えるかもしれませんが、模様をしっかり入れた附下なんですよ。

 

CSC_0011tukuagewoko-dhine-to-12.JPGその画像がこちらで、白とブルーグレーの縞をベースに葵柄の刺繍を入れて附下にしたものです。

CSC_0014.JPG画像を拡大したもので、葵柄がすべて刺繍で描かれていることが見てとれるかと思います。

刺繍模様自体が大きいものではないので、縞柄に気を取られて葵柄を見逃がしそうになりますが、それが返って「粋でいなせ」なところがあるのではないでしょうか?

DSC_0005kurozinofukuroobi.JPGその附下に合わせた袋帯がこちらです。

市松柄を背景に花丸紋を唐織で織り上げていて、浮き上る白がとても印象に残るものがあります。

品の良さと江戸の粋さを感じていますが、合わせた附下と相性が合っていてセンスが輝く着こなし方だと思っています。

パーティの席などにお召しいただけるとエレガンスさが増すことでしょう。

変わり種の附下ですが、ここに紹介させていただきました。

では、今日はこれにて・・・
お休みなさい。

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