人生も仕事も未来に向かって「どんな絵を描きたいのか?」という意思が働いていないと店を切り盛りすることはできません。
そのことを頭で理解できていても、お盆休みの余韻が残る中での仕事は緊張感が薄れていて、自己管理がとても難しくなっていましてね~
お客様の来店が少ないことや仕入れ先も本格的に動き出すのが9月からとあって、外部からの刺激が少なくて心のすき間をなかなか埋められません。
そんな自分を見て、心の中で「どんな絵を描きたいのか?」
それは、10月に開催する神無月展に焦点を合わせるものでした。
今月の7日に結城紬の産地を訪れてみて深く感銘した私は、神無月展に結城紬を採り上げたいと思っていまして、仕入先との打ち合わせも必要になっているのに、その前に自分がどうしたいかを問いかけるものでした。
催事を組むときは、仕入れ先から提示されたメニューをそのまま使わせていただくのではなく、お客様に何を伝えたいかを一番に考え、アナログで販促物を作るようにしています。
綺麗な写真を入れた販促物の作り方があるのに、今も手書きにこだわっていています。
そこには、この店の想いを載せたいと考えるものがあるからです。
この白紙の紙に何を書きたいのか?
まさに設計図とも言えるもので、何度も書き直して紙面を埋めていくものです。
気が遠くなる話でしょ・・・
これが私流の取り組み方ですが、デザイン力が乏しくて苦労させられるものがあります。
その作業が始まりました。
タイトルは「結城紬展」です。
これから私が伝えたいことを足していくわけですが、どんな絵を描きたいのかが問われるものになっています。
何一つとっても時間がかかり無駄をいっぱい使うものになっていますが、情熱と気力が絶えないから続けられているのかもしれませんね。
こうして自らにプレッシャーを呼び寄せている私です。
それではこれにて・・・
お休みなさい。

はじめまして。きものふくしま店主福島正弘です。
石川県、金沢市のお隣の白山連峰が見えるところで着物と和雑貨を販売しております。
着物和装に携わって約40年。県内外問わず、全国の着物ファンの方々から様々な相談を受けております。
店主の紹介をさせていただきます。
昭和30年、福井県に生まれる。 昭和48年に京都の染屋で修業を積み、その後昭和51年に石川県の呉服店へ勤務。着物の世界に触れながら「いつか自分のお店を持ちたい」という夢を抱き続け、昭和61年に 「きものふくしま」 を創業しました。
創業当初は無店舗での経営からスタートし、10年目に念願の店舗をオープン。以来、着物ファンを増やすことを使命に、お客様とのつながりを大切にしてきました。
- 情報発信への取り組み 25年前から四季を楽しむ情報紙『あ・うん』を毎月発行。 20年前からは毎日ブログを更新し続け、新しいお客様との出会いを広げています。
- 技術と経験 約40年にわたり呉服業界で培った確かなコーディネート力には自信があります。お客様一人ひとりの個性を引き出し、着物をより身近に楽しんでいただけるよう努めています。
「きものふくしま」は、着物を通じて人と人を結び、四季の彩りを楽しむ暮らしを提案し続けています。
- 法人番号: 8220002000118
- 法人名: 有限会社きものふくしま







