雪で道路の凸凹になっていて、道幅も狭く、店の前の国道は夕方になると両車線が渋滞になり、混乱している状況がうかがえるものとなっています。
日中に用事があって金沢へ向かいましたが、ニュースで採り上げられた8号線は綺麗に除雪ができているのですが、それ以外の道は運転が怖い箇所がいくつもあって、気軽に外出ができない状況です。
それでも今日は青空が広がり、気温も高くて、解放感を感じれるようになりました。
雪になれた土地とはいえ、今回の大雪を体験してみて、雪のない地域にお住まいの方を羨ましく思います。
そこで今日は着物で遥か遠くの世界を味わっていただければと思って、世界地図の模様の柄で春をコーディネートしてみました。
しばらくの間お楽しみください。

世界地図の着物を桜の帯でコーディネート
そのコーディネートがこちらです。
世界の国々が着物に描かれていて、世界旅行をしているような気分になれる小紋に、日本の桜で形どった兎柄の帯でコーディネートしたものです。
珍しい柄の組合せでしょ・・・

世界地図の模様を描いた着物
兎はピョンピョン跳ねることもあって、世界を股にかける感じかな~
国と国の間に帆船も描かれていまして、船旅をイメージして着物地は水色系の色で染められております。
まさに、日本の春を伝える船旅と言えるのではないでしょうか?
そのような想いを巡らせることができるコーディネートかと思っております。
それでは、着物と帯に帯〆と帯揚げを加えてみましょう。

世界地図の着物を桜の帯でコーディネート
明るい色合いの装いに、スパイシーな黒地に淵が波をイメージしたエメラルドグリーンと白を捩じるようにして組み込んだ帯〆をあてがい、帯揚げには水色と銀ネズのボカシで個性を出してみました。
いかがでしょう・・・
世界を一周する豪華客船に着物で乗り込んだ気分になっていますが、とてもおしゃれな着物コーディネートだと思いませんか?
きっと、見る人の目を釘付けにすることでしょう。
とことで昨晩、近くのスパーに食材を買いに行ったのですが、生鮮食品やお総菜が品薄で驚かされました。
豪雪で食品が届いていないことを見透かされているかのような客の入りで、話には聞いていましたが拍子抜けした感がありました。
雪で駐車場が確保できているかを不安視するものがあったのかもしれませんが、どこも雪の影響を受けていて、北陸経済に影を落としていることだけは確かなようです。
とりあえず、2日分の食材を求めてまいりましたが、しばらく休んでもらっていた店のスタッフが店に来るなり、「野菜が不足しているかと思って、おかずを数種類作って来たので今晩召し上がって!」と、お鍋に入ったものまで持って来てくれましてね~
彼女は、私が置かれている状況を察してくれていたのでしょう。
とても嬉しかったです。
そして夕方近くにはマグロの刺身を息子が持って来てくれましてね~
これもまた有難かったです。
実は豪雪が降る前に、9日の夜にマージャンをすることになったいたのですが、それが中止になって、今晩は美味しいご馳走にある付けそうです。
しばらく孤立感を味わっていた私ですが、少しづつ、いつもの営みが戻りつつあり、「今から・これから」という気持ちが湧き上がった一日だったかもしれません。
とにかく今回の雪はいろんな先でドラマがあったみたいで、会話が弾む一日でもありました。
それではこれにて・・・
お休みなさい。

はじめまして。きものふくしま店主福島正弘です。
石川県、金沢市のお隣の白山連峰が見えるところで着物と和雑貨を販売しております。
着物和装に携わって約40年。県内外問わず、全国の着物ファンの方々から様々な相談を受けております。
店主の紹介をさせていただきます。
昭和30年、福井県に生まれる。 昭和48年に京都の染屋で修業を積み、その後昭和51年に石川県の呉服店へ勤務。着物の世界に触れながら「いつか自分のお店を持ちたい」という夢を抱き続け、昭和61年に 「きものふくしま」 を創業しました。
創業当初は無店舗での経営からスタートし、10年目に念願の店舗をオープン。以来、着物ファンを増やすことを使命に、お客様とのつながりを大切にしてきました。
- 情報発信への取り組み 25年前から四季を楽しむ情報紙『あ・うん』を毎月発行。 20年前からは毎日ブログを更新し続け、新しいお客様との出会いを広げています。
- 技術と経験 約40年にわたり呉服業界で培った確かなコーディネート力には自信があります。お客様一人ひとりの個性を引き出し、着物をより身近に楽しんでいただけるよう努めています。
「きものふくしま」は、着物を通じて人と人を結び、四季の彩りを楽しむ暮らしを提案し続けています。
- 法人番号: 8220002000118
- 法人名: 有限会社きものふくしま







