今だに大雪の後遺症を引きずっていて、お客様の来店が望めなくなっております。
住宅地の道路事情では、どこのご家庭も雪透かしが重要課題になっているのでしょう。
特に今日は3連休の始まりの日で、雨が降っていますが気温も高く雪透かしディーにあてがわれているのかもしれません。
だって、明日の夜には再び寒波が来るとの予報が出ていて、できる限り雪を排除しておくことで、安全が担保できるからです。
辛いですが、閑古鳥が鳴いても仕方のないことだと割り切るしかありません。
さて話題はガラリと変わりますが、昨年出会いをいただいた県外のお客様から桜柄の帯があれば紹介して欲しいとの相談があり、今日はその桜柄の帯を記事に採り上げたいと思います。
昨年白っぽい結城紬をお求めいただいたこともあり、桜柄の帯を白っぽい着物でコーディネートしたものをここにアップさせていただきます。

桜柄の帯で着物コーディネート
その一つがこちらです。
春らしいヒワ系の地色に枝垂桜を描いた塩瀬帯になります。
穏やかで優しい春を感じ取っていただけるのではないでしょうか?

桜柄の帯で着物コーディネート
腹はこのような感じになります。

桜柄の帯で着物コーディネート
そしてこちらは爽やかなブルーをベースに描かれた枝垂桜の刺繍帯です。
お太鼓の垂(たれ)にも桜の花びらをあしらっていて、気の利いた帯ではないでしょうか?

桜柄の帯で着物コーディネート
模様を刺繍で描いているもので、腹の部分は片側だけに桜柄を入れております。

桜柄の帯
あ太鼓の部分の画像を大きくしてみました。
すべて刺繍で描かれているのが見て取れるかと思いますが、この模様の色違いをご準備することもできまます。

桜柄帯の図案
カラーコピーになりますが、左側は地色を黒地にしたもので、右側は桜のピンクを控えめにして描いたものです。
いずれも現品がないために、これから作ることとなりますが、製作期間は3週間近くかかるかと思います。
カラーコピーに白いボカシが映っているのは、光が反射したものです。
そのことを踏まえてこ検討されてみてください。
再び話題は替わりますが、昨日息子が店に来ていたのですが、空き家になっている同級生のカーポートが雪の重みで柱のゆがみを目にしたそうです。
そのことを東京で生活をしている同級生に電話で伝えると、なんとができないものかと頼まれて、店に置いてあるハシゴを車に積んで屋根雪を下ろしに行きました。
日が暮れた7時前のことです。
暗がりで足を滑らせないよう充分注意するように伝え息子の帰りを待つことに・・・
カーポートの屋根には130㎝くの雪が積っていたとかで、8時過ぎに戻り店を後にしましたが、帰り際に、「いいことをしたな!」と、一言伝えて送り出しました。
親が言うのも可笑しな話ですが、友達を大切にするいいやつです。
駆け引きのない人付き合いをする息子を誇らしげに思った次第ですが、その姿を横目で見ていて教えられるものがありました。
人の良さはお母さんに似たのかもしれませんね。
では、今日はこれにて・・・
お休みなさい。

はじめまして。きものふくしま店主福島正弘です。
石川県、金沢市のお隣の白山連峰が見えるところで着物と和雑貨を販売しております。
着物和装に携わって約40年。県内外問わず、全国の着物ファンの方々から様々な相談を受けております。
店主の紹介をさせていただきます。
昭和30年、福井県に生まれる。 昭和48年に京都の染屋で修業を積み、その後昭和51年に石川県の呉服店へ勤務。着物の世界に触れながら「いつか自分のお店を持ちたい」という夢を抱き続け、昭和61年に 「きものふくしま」 を創業しました。
創業当初は無店舗での経営からスタートし、10年目に念願の店舗をオープン。以来、着物ファンを増やすことを使命に、お客様とのつながりを大切にしてきました。
- 情報発信への取り組み 25年前から四季を楽しむ情報紙『あ・うん』を毎月発行。 20年前からは毎日ブログを更新し続け、新しいお客様との出会いを広げています。
- 技術と経験 約40年にわたり呉服業界で培った確かなコーディネート力には自信があります。お客様一人ひとりの個性を引き出し、着物をより身近に楽しんでいただけるよう努めています。
「きものふくしま」は、着物を通じて人と人を結び、四季の彩りを楽しむ暮らしを提案し続けています。
- 法人番号: 8220002000118
- 法人名: 有限会社きものふくしま







