今日は楽しいお客様を紹介させていただきます。
写真の白い帽子をかぶった男性の方で、私のブログのことをお話をし、写真を撮らせて頂きました。
ちょうど一年前の夏が過ぎた頃に、BMWの外車に乗りご自身が着る木綿の着物を見せて欲しいと尋ねていらっしゃたのが、初めての出逢いでした。
見立てのいいグリーン地のチェックのブラウスに白いパンツ、口ひげを生やし 白い帽子がとても似合う紳士で、その時の事が今でも印象深く目の焼きついています。
その木綿の着物がご縁で、以来仲良くさせて頂いています。
ご主人は一人暮らしの独身で、長年勤めた会社を離れてから着物に目覚めたそうで、店に遊びに来られては、着物の素晴しさを熱く語られます。
そして一日の生活は、午前中は普段着の洋服で草むしりや買い物のどの用事を済ませ、午後からはシャワーをして着物生活を楽しむそうです。
着物を着て図書館で本を読んだり、馴染みの喫茶店でおしゃべりしたりして ゆったりした時間を過ごすことで、一日を二回楽しめると言うのです。
自由な時間があるからでしょうが、着物は全部手洗いで洗濯をしアイロン掛けまでするそうです。
洋服も着物もお洒落に気を使い、白い帽子がすれ違う人の心を捕らえる素敵なお客様です。
私も少しは見習いたいものです・・・・・。
写真の着物は小千谷縮み (麻の着物) で、着物雑誌を見ている所です。

はじめまして。きものふくしま店主福島正弘です。
石川県、金沢市のお隣の白山連峰が見えるところで着物と和雑貨を販売しております。
着物和装に携わって約40年。県内外問わず、全国の着物ファンの方々から様々な相談を受けております。
店主の紹介をさせていただきます。
昭和30年、福井県に生まれる。 昭和48年に京都の染屋で修業を積み、その後昭和51年に石川県の呉服店へ勤務。着物の世界に触れながら「いつか自分のお店を持ちたい」という夢を抱き続け、昭和61年に 「きものふくしま」 を創業しました。
創業当初は無店舗での経営からスタートし、10年目に念願の店舗をオープン。以来、着物ファンを増やすことを使命に、お客様とのつながりを大切にしてきました。
- 情報発信への取り組み 25年前から四季を楽しむ情報紙『あ・うん』を毎月発行。 20年前からは毎日ブログを更新し続け、新しいお客様との出会いを広げています。
- 技術と経験 約40年にわたり呉服業界で培った確かなコーディネート力には自信があります。お客様一人ひとりの個性を引き出し、着物をより身近に楽しんでいただけるよう努めています。
「きものふくしま」は、着物を通じて人と人を結び、四季の彩りを楽しむ暮らしを提案し続けています。
- 法人番号: 8220002000118
- 法人名: 有限会社きものふくしま






