閉店後店の外に出て深呼吸をしてみました。
気持ちのいい外の空気の中で、上を見上げると暗闇とまではいかない空に幾つかボンヤリト星が見えました。
考えてみるとしばらく夜空を見ることを忘れていたみたいです。
随分昔に坂本九さんの 「上を向いて歩こう」 という歌があり中学生の頃近くの銭湯の行き返りによく歌ったものでした。
あれから数十年の間に時代は変わり昼夜を問わず下を向いて歩いている人を多く見かけます。
それは足元を見ているのではなく携帯電話を見ているのです。おそらくメールのやり取りをしているのでしょう~
そればかりか、電車の中や飲食店など携帯電話片手に下を向いている姿を見ると、何故か今の 日本人が寂しく感じてなりません・・・・・・
私はどうも、前を向いていた人が突然下を向き始める その姿勢から感じるみたいです。
そんな自分はめんどくさいこともありますが、携帯でのメールはやりません
「上を向いてあるこう」・・・まことに勝手なおじさんのつぶやきです。
来店して頂いたお客様には、大変ご迷惑をお掛けしています。
店内は足の踏み場が無い程にクチャクチャで大移動は今日も続いています。
今週の木曜までには整理をして新しい商品ディスプレイでお迎えしたいと、お母さんと試行錯誤中です。
この状態では、下を向いて歩かないとなりません・・・・・・
京都から商品が入る前に片付けないと、こらからが正念場です。
そこには、もう少しもう少しと言い聞かせる ネクタイを外したもう一人の自分がいるようです。

はじめまして。きものふくしま店主福島正弘です。
石川県、金沢市のお隣の白山連峰が見えるところで着物と和雑貨を販売しております。
着物和装に携わって約40年。県内外問わず、全国の着物ファンの方々から様々な相談を受けております。
店主の紹介をさせていただきます。
昭和30年、福井県に生まれる。 昭和48年に京都の染屋で修業を積み、その後昭和51年に石川県の呉服店へ勤務。着物の世界に触れながら「いつか自分のお店を持ちたい」という夢を抱き続け、昭和61年に 「きものふくしま」 を創業しました。
創業当初は無店舗での経営からスタートし、10年目に念願の店舗をオープン。以来、着物ファンを増やすことを使命に、お客様とのつながりを大切にしてきました。
- 情報発信への取り組み 25年前から四季を楽しむ情報紙『あ・うん』を毎月発行。 20年前からは毎日ブログを更新し続け、新しいお客様との出会いを広げています。
- 技術と経験 約40年にわたり呉服業界で培った確かなコーディネート力には自信があります。お客様一人ひとりの個性を引き出し、着物をより身近に楽しんでいただけるよう努めています。
「きものふくしま」は、着物を通じて人と人を結び、四季の彩りを楽しむ暮らしを提案し続けています。
- 法人番号: 8220002000118
- 法人名: 有限会社きものふくしま






