今年の浴衣商戦を振り返って

明日から店は平常営業、
そこで、少しでも怠けた体を元に戻そうと、下準備をしに店に出たのですが、
体が重くて重くて・・・・・・
お尻に重たい石でも入っているみたいでした。
それに暑さも加わって集中力が無く、だらしない時間を過ごしてしまいました。
連休の後に出てくる休みぼけ、これからしばらく思いやられそうです。
猛暑が続く日本列島ですが、お盆が明けると店は秋の模様替えに入ります。
これまで店の主役の座に納まっていた浴衣も店の奥に移動です。
一つの区切りとして、その浴衣を振り返ってみることに・・・・
今年の浴衣商戦は昨年と比較すると、90~95%の出来ではなかったかと思います。
特に動きが悪かったのは男物の浴衣でしたね~
女性物は反物から仕立てる浴衣が圧倒的に多く、プレタ浴衣 (仕立て上がり浴衣) と比較すると2対1の割合で動きが良かったように思っています。
その傾向は年々増えていて、近年の浴衣ブームで最初に手にしたプレタ浴衣に満足できない方々が、自分に合った寸法の浴衣を探しているのではないかと感じています。
そうなると、反物から仕立てる浴衣になりますからね~
言い方を変えると、これまでは浴衣の初心者が浴衣の火付け役になっていたのですが、それも数年で一巡してしまい、最近では2枚目、3枚目の浴衣を手にする人が増え、ゆかたにこだわりを持つようになってきている事を感じています。
ただ単に安いだけでは満足出来ない消費者が増えていることを感じた今年でした。
その意味では、この夏の浴衣への取り組みは間違っていなかったように思っています。
次は、浴衣にこだわりはじめたお客様を、秋冬物の着物にまで関心を示して頂けるかが、これからの大きな課題になりそうです。
まだ、浴衣のシーズンは終ってはいませんが、今年も浴衣のお陰で新しいお客様の出逢いがあったことを感謝している私です。

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