夜遅くまで来客があり、慌てて投稿をしています。
記事がまとまらないかもしれませんが、どうか最後までお付き合い下さい。
私の店では、長年 購読している雑誌があります。
年4回発行されている、「美しいキモノ」 に 「きものサロン」 、そして、毎月採っている 「和楽」 と 「婦人画報」 の4種類です。
その、最新号の雑誌は、いつもお客様と語らうソファーのテーブルに置いてあり、古くなったものは、店の奥の仮設本棚に並べ、いつでも見れるようにしています。
しかし、限られたスペースでの保管に限度があり、古くなった雑誌を処分することに・・・・・・
とは言っても、きものの雑誌は私にとって宝物、
参考資料になるものは、処分する前に切り抜いてファイルするようにしています。
前置きがとても長くなりましたが、その切抜きの中から、きもの愛好家さんに参考になる 「コートの襟」 の写真があったもので、紹介させて頂きます。
以前から、 「コートの襟」 のことについてご紹介したかったのですが、お客様の好みが多様化しているのもで、 「美しいキモノ」 から切り抜いた写真で、少し説明を加えさせて頂きます。
最近お客様からのご要望が多いのは、最初の写真の右側 (ゆきだるま) の、道中着タイプの襟。
掛け合わせの紐を共生地でする場合と、写真のように飾り紐でするケースの二通りがあります。
この襟は七分丈位までをお奨めしています。
気姿が、後ろから見ると逆三角形になり綺麗なんですね~
それ以上コート丈を長くする場合は、最後の写真中段と下段の左側のタイプがよろしいのでは・・・・・
コート丈が長いと生地の重さで、裾が広がろうとするんですね~
ですから、キモノ襟のように 「おくみ」 を付けたり、襟の途中から、身頃をまっすぐ おろすると、形が整うと思います。
他にもいろんな仕立て方があるのですが、言葉で伝えにくいのが、コートの襟。
それだけに、このような写真をファイルしておくと、お客様にも、仕立師にも解りやすく便利なんですね~
どうか参考にして下さい。
そして、
処分する雑誌は、これまで廃品回収に出していたのですが、娘がリサイクルショップに持っていくと、お金になると言うもので、近くのブックマーケットに持っていくことにしました。
これが、切抜きをしていない雑誌11冊。
なんと、そのお値段は全部で380円。
なんとも複雑な気持ちでしたが、私のタバコ代位になり、有難かったですね~
処分するものがお金になる世の中を初めての体験した私でした。
しかし、どちらかというと、好きではありませんね~
コートの襟
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