今日はとても暖かい日になりました。
着物愛好家の方々は、春の陽気につられて着物でお出かけしてみたいと思っていらっしゃる方も多いのでは・・・・・・
例えば、観劇や美術館、もう少しカジュアル場だとお友達とのお食事やショッピング、そして花見など、着物遊びが似合う季節が訪れたみたいですね・・・・・
そのような街着となると、着物はなんといっても小紋や紬のきもの。
洋服でいうのなら、ジーンズや綿素材のカジュアルファッションとういところかな~
そこで今日はそんな着物に似合うぞうり下駄を紹介してみます。
高さが約6cmある畳表を下駄に取り付けた品。
鼻緒の格子柄が普段の履物という感じがして可愛いと思いませんか・・・・・・・
妻も鼻緒の模様は違いますが、この下駄の愛好家で京都などに出かけるときには、履きやすく疲れないといって履いているんですよ。
そして、こちらが高さ約5cmの小判型の形をしたぞうり下駄。
茶色の畳表が付いて、鼻緒を縞柄で組み合わせてみました。
このような下駄には、素朴な感覚の鼻緒が似合いますが、お客様のお好みで鼻緒の模様を取り替えることも出来るんですよ・・・・・・
また妻の話になりますが、仕入先が新しい鼻緒も持ってくる度に 「次はこの鼻緒にしようかな」 なんて言って変えているんですよ。
オシャレは足元からという事も言いますし、着物に合わせて鼻緒を変えて楽しみむオシャレもお勧めしたいものですね~
街着の着物をいっそう引き立てるぞうり下駄、まだお持ちでない方は是非一足、手にしてみてはいかがですか・・・・・・・・
今日紹介した下駄は共の3万円近くするお品です。
最後に下駄のお手入れですが、下駄の素材が痛まないよう底にゴムが付いています。
履いているとどうしても このゴムが かかとから磨り減ってきます。
かかとの底の木が見え始めたら、ゴムの交換時期、そのままにして履いていると素材の木が磨り減ってしまって元には戻せなくなります。
どうかご注意ください。
ちなみに当店のお品でしたら、ゴムの付け替えは無料でメンテナンスをさせていただいています。
話は変わりますが、先日一人のお客様からお預かりした大量の着物のお手入れ (シミ抜きや丸洗い) を職先に出したんですが、その前に着物の寸法を測ってみると、着物の裄 (ゆき) や袖丈の長さがどれもバラバラ。
5種類近くの寸法があるのには驚かされました。
これでは長じゅばんを合わせるのがとても難しくなります。
いろんなお店で買い物をすると、このようなことも起こりがちです。
どうか着物を仕立てる際には、ご自身の寸法を紙にでも控えておくと、他のお店で着物を求めても安心です。
参考までにご報告しておきます。
そんなこともあって今日はとても疲れました。

はじめまして。きものふくしま店主福島正弘です。
石川県、金沢市のお隣の白山連峰が見えるところで着物と和雑貨を販売しております。
着物和装に携わって約40年。県内外問わず、全国の着物ファンの方々から様々な相談を受けております。
店主の紹介をさせていただきます。
昭和30年、福井県に生まれる。 昭和48年に京都の染屋で修業を積み、その後昭和51年に石川県の呉服店へ勤務。着物の世界に触れながら「いつか自分のお店を持ちたい」という夢を抱き続け、昭和61年に 「きものふくしま」 を創業しました。
創業当初は無店舗での経営からスタートし、10年目に念願の店舗をオープン。以来、着物ファンを増やすことを使命に、お客様とのつながりを大切にしてきました。
- 情報発信への取り組み 25年前から四季を楽しむ情報紙『あ・うん』を毎月発行。 20年前からは毎日ブログを更新し続け、新しいお客様との出会いを広げています。
- 技術と経験 約40年にわたり呉服業界で培った確かなコーディネート力には自信があります。お客様一人ひとりの個性を引き出し、着物をより身近に楽しんでいただけるよう努めています。
「きものふくしま」は、着物を通じて人と人を結び、四季の彩りを楽しむ暮らしを提案し続けています。
- 法人番号: 8220002000118
- 法人名: 有限会社きものふくしま






