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久し振りの雨、サンサンと輝く太陽も雲にさえぎられ、秋の足音を感じることができた一日ではなかったでしょうか・・・。
今日はスタッフがお休みで、店はお一人様。
エアコンの効いた鳥籠で外の様子を伺いながら、仕事をしていた私ですが、時々お客様をお見送りに外に出てみると、想像していた以上に蒸し暑くて・・・
このような仕事をしていると、待ちこがれるようにして秋を追い続けているもう一人の自分がいて、残暑を認めたくないんですね～
太陽の日差し、風の音、そして雨。
今の自然の営みを、秋の到来と解釈しながら、店の雰囲気作りに知恵を絞っているところです。
或る方のご注文で、振袖用の草履を用意してみました。
一般的には金や銀、ピンクやクリームといった草履台が多い中で、この赤の台はとても目を引く物があります。
鼻緒も同じ赤を合わせ、模様をシンプルに・・・
草履台の高さは約６．５㎝で、ここの白足袋は入ると色の迫力で豪華になるでしょうね～
若い時にしか履けない草履だけに、それがとてもおしゃれに思えるのは私だけでしょうか・・・
この赤い草履につまみ細工の紅白のかんざしを合わせると清楚な感じがして私は好きですね～
最も振袖に合わなければ、こういったおしゃれも成立しませんがね。
つまみ細工のかんざし・・・２点セットで￥７１４０
同じ鼻緒の色違い(紫)を少し低い草履台(白地)に合わせてみました。
色のコントラストが綺麗でしょ・・・
おしゃれな小紋とか附下げなど、パステルカラーの着物に合わせるとカッコいいのではないでしょうか。
こちらはグッと渋く月の形をした鼻緒です。
中秋の名月が近づいていますが、この季節に合わせたようにして履くとおしゃれでしょうね～
草履台は白に近いクリーム地で、月の色の金茶とマッチしているのではないでしょうか・・・
鼻緒は３点とも￥１７、８５０の品です。
鼻緒だけの交換も受け付けていますので、関心のある方は是非相談をください。
ブログがご縁で、商品の問い合わせをいただくことが増えていますが、その方々との関わり合いをお電話でお話をしながら対処したいと考えています。
だって事務的に事を済ませるってもったいないでしょ・・・
着物や和雑貨に対してどのよなお考えをお持ちなのか、それと、私が提案している品々についても、ご意見を聞かせていただけると、とても参考になって、もっともっと頑張ろうと前向きな気持ちになれるんですね～
そんな中で感じている事は、皆さんがよく勉強をしていらっしゃるみたいで、商品知識が豊富であることに驚かされています。
そのことがとても刺激的で、きもの屋としての血が騒ぎ面白さを感じています。
日本は広い、きもの愛好家も沢山いることが判ってきて、これからが腕の見せ所。
不器用な私には時間が掛かりますが、熱い想いを失わないで頑張りたいと思っています。
それでは今日はこれにて・・・。
