七宝文様の袋帯

 

今朝から喉が痛いたくて、おまけにセキが出て最悪の体調になってしまいました。

風邪です。

特に午後から寒気を感じ、体がだるくて仕事になりませんでした。

 

今日は、とっても暖かい日になり花見日和だというのに、まったく間の抜けた話です。

なんとか最後まで仕事は出来ましたがね~

 

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写真は同じ柄の袋帯です。

普段から着物を見ていらっしゃる方は見慣れた模様だと思いますが、柄名はご存知ですか・・・・・・

 

有職模様の一つで 「七宝文」 (しっぽうもん) といいます。

 

有職 (ゆうそく) 模様とは、平安時代以来、公家の服装、調度品、輿車 (こしぐるま) などの装飾に用いられた、独自の優美な様式をもつ文様の総称のことをいいます。

飽きのこない吉祥 (きっしょう) 文様として、現代の改まった趣のきものや帯に伝えられていますが、幾何学文様風に繰り返すように図案化されていることから、季節感がなく年間を通じて使える古典柄なんですよ。

 

その中でも最も代表的な模様が 「七宝文」 、

同じ円を円周の四分の一ずつ重ねていく文様で、輪繋ぎ (わつなぎ) の一種です。

七宝は仏教で金、銀、瑠璃 (るり) 、玻璃 (はり) 珊瑚 (さんご) 、瑪瑙 (めのう) 、真珠の貴重な宝を指しますが、いつからか この文様の名になったそうです。

 

この文様のきものや帯をお持ちの方は、七つの宝を身に着けているということになるのかもしれませんね。

 

古典文様は一つ一つに深い意味があると同時に流行に左右されないのが特徴です。

母から娘へ・・・・・譲っていきたい七宝の柄の袋帯を紹介してみました。

 

 

パソコンに触れたいる間にもセキと鼻水が たら~り・・・・・

ティシュを離せません。

喉の痛みは少し取れたのですが、今日は早めに休むことにします。

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