今日はお母さんと二人で展示会の後片づけ。
連日のプレッシャーから解放され、何も考えず体を動かす一日になりました。
そんな今日、東京から荷物が一つ、
数ヶ月前に竺仙 (ちくせん) さんで注文した新作の浴衣が届いたんですね~
先陣を切って届けられた浴衣を見て、もうこんな時期なのか~・・・・・・
会を終え、切れかかった緊張が再び熱い火種として心に飛び込んだ瞬間でした。
夕方になって片付いたスペースに、その中の一反を陳列してみました。
これは竺仙さんのオリジナル商品である 「奥州小紋」 という夏のお洒落着なんですよ。
江戸の頃から伝わる中型の柄を、手織り紬のような木綿の生地に染めたもので、浴衣や夏の着物としてお召しになれる着物です。 (お値段は ¥51,450 の品)
外はまだ桜を目にすることが出来る季節なのに、こうして陳列してみると夏が来たみたいでとても不思議な気分になります。
そして、記憶がよみがえります。
毎年5月の連休明けに、このような商品を求めてお客様がいらっしゃることを・・・・・・
この夏に浴衣をご準備したいとお考えの方は、新作が店頭に並んだ時にこだわりの浴衣を誰よりも早く選んでおきたいと考えている人が増えているんですね~
何故かと言うと、加賀友禅の浴衣もそうなんですが、一流ブランドといわれている浴衣は量産をしていないからです。
今年は消費者の方がどのような動きをなさるかは定かではありませんが、備えだけはしておきたいと考えています。
売り場の後片づけをしながら、届いた浴衣を見て浴衣商戦の準備に取り掛かりたいと動き始めた私です。
それにしても 気の休まる日がないものですね~

はじめまして。きものふくしま店主福島正弘です。
石川県、金沢市のお隣の白山連峰が見えるところで着物と和雑貨を販売しております。
着物和装に携わって約40年。県内外問わず、全国の着物ファンの方々から様々な相談を受けております。
店主の紹介をさせていただきます。
昭和30年、福井県に生まれる。 昭和48年に京都の染屋で修業を積み、その後昭和51年に石川県の呉服店へ勤務。着物の世界に触れながら「いつか自分のお店を持ちたい」という夢を抱き続け、昭和61年に 「きものふくしま」 を創業しました。
創業当初は無店舗での経営からスタートし、10年目に念願の店舗をオープン。以来、着物ファンを増やすことを使命に、お客様とのつながりを大切にしてきました。
- 情報発信への取り組み 25年前から四季を楽しむ情報紙『あ・うん』を毎月発行。 20年前からは毎日ブログを更新し続け、新しいお客様との出会いを広げています。
- 技術と経験 約40年にわたり呉服業界で培った確かなコーディネート力には自信があります。お客様一人ひとりの個性を引き出し、着物をより身近に楽しんでいただけるよう努めています。
「きものふくしま」は、着物を通じて人と人を結び、四季の彩りを楽しむ暮らしを提案し続けています。
- 法人番号: 8220002000118
- 法人名: 有限会社きものふくしま






