今日はお母さんと二人で展示会の後片づけ。
連日のプレッシャーから解放され、何も考えず体を動かす一日になりました。
そんな今日、東京から荷物が一つ、
数ヶ月前に竺仙 (ちくせん) さんで注文した新作の浴衣が届いたんですね~
先陣を切って届けられた浴衣を見て、もうこんな時期なのか~・・・・・・
会を終え、切れかかった緊張が再び熱い火種として心に飛び込んだ瞬間でした。
夕方になって片付いたスペースに、その中の一反を陳列してみました。
これは竺仙さんのオリジナル商品である 「奥州小紋」 という夏のお洒落着なんですよ。
江戸の頃から伝わる中型の柄を、手織り紬のような木綿の生地に染めたもので、浴衣や夏の着物としてお召しになれる着物です。 (お値段は ¥51,450 の品)
外はまだ桜を目にすることが出来る季節なのに、こうして陳列してみると夏が来たみたいでとても不思議な気分になります。
そして、記憶がよみがえります。
毎年5月の連休明けに、このような商品を求めてお客様がいらっしゃることを・・・・・・
この夏に浴衣をご準備したいとお考えの方は、新作が店頭に並んだ時にこだわりの浴衣を誰よりも早く選んでおきたいと考えている人が増えているんですね~
何故かと言うと、加賀友禅の浴衣もそうなんですが、一流ブランドといわれている浴衣は量産をしていないからです。
今年は消費者の方がどのような動きをなさるかは定かではありませんが、備えだけはしておきたいと考えています。
売り場の後片づけをしながら、届いた浴衣を見て浴衣商戦の準備に取り掛かりたいと動き始めた私です。
それにしても 気の休まる日がないものですね~
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