着物を洋服に置きかえた考え方・それとオシキリモエのゆかた

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お客様からのよくある相談の中に、「この着物はいつ頃まで着れるものですか・・・」 とか、「この帯はいつぐらいから締めらますか・・・」 などど問われることがあります。

特に単衣物の季節になると そのような相談が増え、ご使用になれる期間などをお話をさせてさせていただくのですが、そのこととは別に着物を難しく考えないで欲しいということも話をさせてもらっています。

 

どういうことかと申しますと、着物を洋服に置きかえた考え方です。

 

私たちは着慣れた洋服を気候の変化に合わせ、着るものを使い分けています。

肌寒ければ長袖シャツを身に付け、汗ばむ陽気が続くと半袖になったりして、快適に過ごせる着こなしを自由に選択しています。

またその反対に、暑いことがわかりながら重ね着をしてお洒落を楽しむこともあります。

 

私なんかも、どんなに暑い日でも長袖のカッターシャツを着ていますが、その着こなしで恥をかいたことなど一度もありません。

周りの人に、「いつも行儀がいいですね~」 と、言われるぐらいが関の山。 

 

特にカジュアルの洋服は着る人の好みが反映されますし、これといった違和感を感じることが少ないと思いますが、どうしても着物になると決まり事が多いと考えてしまって難しく捉えてしまうところがあるようです。

 

着られる方の好みので自由な楽しみ方をすればいいんです。

 

暑い日になりそうだと思えば、6月であっても盛夏の装いをすればいいし、5月に浴衣を着ても他人がとやかく言うことではないと思います。

着る人の個性を出せばいいんですよ・・・・・・・・

 

よほどチグハグな装いでなければ誰も判らない、それどころか着物姿を目にした人たちは、素敵なお洒落に目を奪われると思います。

 

繰り返して言いますが、着物はTPOを人に見せるために着るものではありません。

ご自身が楽しく、そして気持ちよく着るものです。

その考え方は日常の洋服の着方と同じで、洋服が着物になったと考えれば難しくないのではないのでしょうか。

 

但し節度のある場には、決まり事に注意を払うことが必要ですがね・・・・・・

 

迷ったときには、「誰も知らないんだから新しい着こなしにチャレンジ」 と、自分に言い聞かせてみてください。

その繰り返しが、着こなしのコツを身に着けていくものです。

 

こんなことを言ってると、きもの専門店さんの関係者に無責任なことを言うお店だと叱られるかもしれませんが、着物の種類や素材が多様化しているだけに、それらのことをお客様にお話しをしているんですよ・・・・・・・

 

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さて、この着物はゆかたブランド、オシキリ・モエが監修した黒地のプレタゆかたです。

冒頭にもこのゆかたをアップしましたが、合わせる帯の色を変えるだけで着物の雰囲気が変わるでしょ。

 

ピンクの帯を合わせると可愛い感じのまとまり、黄色い帯を合わせると少し幼くなる感じがします。

では、白地の帯を合わせると・・・・・・・・・

おそらく大人っぽくなるように思います。

 

年代に合わせて一枚の着物を帯を変えて着る着こなし方です。

参考になったかな~

 

ゆかたのお値段は ¥28,350 です。(綿100%)

 

ところで、雨の降る日曜日でしたが今日は浴衣がよく動きましたね~

夏本番が近くなると駆け込みのお客様が多くなりますが、後になればなるほど素敵な模様が少なくなります。

 

今年の夏も浴衣でエンジョイしたい方は、今一度タンスの中の浴衣を確認しておいてください。

縮んでいたり、シミが残っていたりしていると慌てたりするものです。

 

ご準備は早めに済ませておくと安心ですよ・・・・・・・・

 

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